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「官製談合疑惑が、札幌市でなぜ続くのか」 〜 膿を出しきらねばならないのは北海道新聞だ

マスコミ利権を斬る

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これは北海道新聞の12月27日付社説のタイトルです。
北海道新聞を読むと朝から不愉快な気分になるので、我が家では随分前に購読を止めています。
たまたまネットでこの社説を目にして、相変わらずだと苦笑させられました。
「官製談合疑惑、札幌市でなぜ続くのか?」
それは北海道新聞が報道機関として、だらし無いからではないでしょうか。
私は道民になってから十数年北海道新聞を読んできましたが、世のためになるスクープなど一度も見たことがありません。
北海道新聞はその名の通り、北海道全域に密着して道内屈指の情報量を持っています。
にもかかわらず、自社の利益を図る観点で情報を選び、都合良く角度をつけて報道するのが彼らの習性になっています。
読者に代わって権力を監視すべき報道機関としての矜持を感じることもありません。
地域の独占企業であるおごりが、常に紙面ににじみ出ています。
この日の社説にはこう書いてあります。
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徹底的に調査を進め、膿(うみ)を出し切らねばならない。
と偉そうなご高説ですが、その前に北海道新聞自身でなにか取材なさったのでしょうか。
いま話題のアイヌ談合は、札幌市の発表の2ヶ月以上も前に私が市議会で指摘した事実です。
理事者は答弁に右往左往して、議会が大紛糾したことはブログにも書きました。
あの日、議会記者席の道新記者は興味深そうにメモを取っていました。
しかし紙面では黙殺し、その後もなにもなかったかのようにスルーしてきました。
今ごろになって札幌市の発表を受けて、慌てて社説で説教を述べているだけです。
記者クラブで役所から与えられたエサ(発表)を食う(書く)だけのミジメななジャーナリズム。
これでははっきり言って私のブログ以下で、読者からおカネをいただくレベルになっていません。
膿を出しきらねばならないのは北海道新聞です。
なぜ北海道新聞がアイヌの不正に目を閉ざすのか。
それはアイヌは北海道新聞にとって神聖なもので、不正が発覚すると困るからでしょう。
私がアイヌ利権を追及すれば、北海道新聞は「差別」と決めつけて連日紙面で糾弾しました。
まるで過激派の機関紙かと思うほどの偏向ぶりでした。
その議員当人が議員辞職勧告を無視して追及した不正となると、ますます彼らは困ります。
議員辞職勧告が間違いだったことになるからです。
道新が大好きな人権派・脱原発市長が関与した官製談合。
しかも、よりによってアイヌがらみだなんて・・・。
あまりに不都合な真実で、これが知られたらまずい。
それほど、北海道新聞はアイヌ利権にのめり込んでいます。
今や北海道新聞は報道の使命を忘れ、利権の一翼と化した巨悪そのものになりつつあります。
社説の最後にはこう結んでいます。
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上田市長に組織の立て直しを「最後の仕事と認識し、取り組んでもらいたい」と求めています。
これを読んで、思わず私は吹き出しそうになりました。
トンチンカンにもホドがあります。
平成15年に札幌市役所でアイヌで談合が始まったのは、いったい誰がきっかけなのか。
もし北海道新聞が知らないでこの社説を書いたとしたら、彼らは相当のオトボケだと思わざるを得ません。

コメント

  1. 北洋新聞の記事は道警vs悪徳弁護士団への楔を打ったことになりましょう。
    来月から平成27年の予算委員会が始まるわけだがアイヌ利権や談合塗れの市長が予算編成をするのはおかしんじゃないの?
    次は市民からの市長辞職勧告じゃないのでしょうか。

  2. 一般的に、警察や検察は、反省の色を見せた相手には、捜査の手を緩める傾向がある。
    ただし、「上田市長がアイヌ利権の存在を認めアイヌ政策の見直しを表明した」ことは、道警の捜査にどのような影響を与えるか不明。
    http://www.hokuyonp.com/2015/01/08/

  3. 新春に先立ち、日本人として心改まる思いであります。
    さて、コメントさせていただきます。
    金子さんの発言を拝見させていただきました。
    まず、地方のマスコミ(道新)に対してかなり
    不信感を発言しています。
    私も同じく、賛同致します。
    マスコミとしての根幹は皆無であり、正義の
    存在が全く感じられません。
    このことは、いかに?
    ましてや、強者に媚びをうるような記事ばかりが
    目につく。全くの無能集団としか思えない。
    社説では市のことを(緩んだ組織)と明記する。
    あまりにも自己保身が見えみえである。
    それがまかり通ると考えている短絡な頭脳。
    一方ではこそくな手段を、さも正論であると
    表現する。なぜかな~、何が壁なのか?

  4. 明けましておめでとうございます。

  5. 明けましておめでとうございます
    一昨年だと思いますが道新に、
    カナダかオーストラリアの顔に入れ墨をする習慣のある少数民族の方を招いて、
    講演後に温泉に連れて行ったら入れ墨があるからと断られたと割と大きく扱ってました。
    招いたのは似非アイヌ団体で、わざと入れ墨お断りの温泉に連れて行ったと思われます。
    それをわざわざねじ曲げた記事にしていたのには呆れました。
    YouTubeなどに『アイヌにまでなりすます朝○人』みたいなのが多々あります。
    道新、今はもうやめました。
    健康に気を付けてこれからも(頑張り過ぎない位に)頑張って下さい。

  6. 失礼しました。
    橋本→橋下ですね。
    自分はこの人が大好きです。
    先生も気が合うような気がしますけどね。
    橋下徹
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E4%B8%8B%E5%BE%B9

  7. あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いします。
    北海道新聞は自分も大嫌いです。
    はっきり申し上げると朝日新聞より左翼です。
    独自の取材能力もなく共同通信とか他社から記事を買って載せている「三流新聞社」です。
    その三流新聞を大量に購読している札幌市は異常としか言いようがありません。
    赤旗もそうですが。
    このことに関しては橋本大阪市長も激怒していましたね。
    三流新聞だと思って相手にしないのが一番かと。
    「男は黙って日経新聞」ですよ。

  8. あけましておめでとう。
    ことしもごくろうさんです。

  9. http://www.hokuyonp.com/2014/12/31/
    取材もしない道新並みの記事じゃないですか。
    首謀者の性格上最初だけではないと思います。
    10月23日の質疑で何度も金子市議が「正直に言っていただけると思っていたのですが」を繰り返しています。
    これは事前の調査で認めていたのに手のひら返しだったわけで更に監査委員の答弁でも歩調を同じくしています。
    なぜ監査委員までもが市民まちづくり局を擁護する答弁をしたのでしょうか?
    そこで邪推じゃないですが裏で誰かさんが中心になって協議したしたのではないかと思うわけです。その誰かさんの職責立場が問題でありまして結果道警が捜査するような事件の隠秘をしたとしたならそれこそ次なる犯罪ではなかろうかと思うんです。

  10. 上田市長は冷や汗で済むのか?
    不正は許せないな。
    しかも法の正義を守る弁護士じゃないか。

  11. 仮に、捜査が上田市長に及んだとしても、最初の不正は10年以上前で、時効により不起訴となる公算が高いようですよ。
    http://www.hokuyonp.com/2014/12/31/

  12. 的場光昭です。
    札幌市のアイヌ談合体質は、拙著『アイヌ民族って本当にいるの?』にも紹介してありますが、札幌市議会議長を経験された元自民党市議が30年前にこの問題に触れようとしたところ「それをやったらおしまいになる」と先輩議員から止められたといいますから、30年以上前から、議会を巻き込んで行われていたということです。
    先日アイヌ行政も担当したことのある元道庁職員が言っていました。アイヌ問題に限らず談合は前任者からの引継ぎで行われているため、発覚した時に、たまたまその部署にいた課長や係長は職員仲間から気の毒がられるのだそうです。
    また出版物などの印刷談合では、表向きの業者が変わっても、価格が同じであれば前年落札した業者から版を回してもらって利益を分け合っているなどは当たり前だそうです。
    つまり、同じ出版物ならば前年の業者の方が版を持っているので安く落札できるのですが、あえてそれをせずに別の業者に落札させて価格を維持するという手口だそうです。
    特にアイヌの談合や不正に対しては、役所・議会・マスコミが決して突っ込まないので、担当部署に配属された責任者としては、いままである意味で安泰の部署だったのでしょうが、青天の霹靂、現場としてはどうしようもないのに気の毒だと言っていました。