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政治への挑戦 その2


2月になりました。
今日もひどい雪の一日でした。
さて、昨日の続きを記します。
政治家を目指していることを家内に相談したところ、
当然のごとく反対されました。
「子供も小さいし、落選したら生活はどうするのか」と。
ごもっともです。
勤務先の上司にも相談しました。
すると、「選挙に出るなら、会社は辞めてほしい」と
いうのです。
「会社は政治的に中立だから、在職のまま立候補は困る」
という説明です。
ごもっともです。
ハテ、困りました。
考えた末に私が考えたアイデアは、
「有給休暇を取って、できる範囲で活動してみよう」
ということでした。
私の勤務先では有給休暇を使って1か月世界旅行を
したひともいます。
引き継ぎさえきちんとすれば休暇は認められるかも、
との計算もありました。
会社と話し合ったところ、
 ・会社の名前を選挙活動に使わない
 ・公職立候補期間中は無給休職とする
 ・約30日分の有給休暇取得を認める
 ・きちんと業務引き継ぎする
 ・人手が足らないときは出勤する
という条件で、在職のままの政治活動にOKが
もらえました。
ありがたい配慮でした。
本当はこういう決戦の時は会社を辞め、退路を断って
勝負に臨むのが常道なのかもしれません。
しかしそれでは、一般サラリーマンが選挙に出るなんて
ことはほぼ不可能になってしまいます。
だから政治家は会社役員とか自営業とか2代目とかが
多いのです。
私は、政治家の中に子育て世代の普通のサラリーマンが
一人くらいいてもいいのではないかと思います。
もしこれが上手くいけば、将来私と同じように有給休暇を
使って、選挙に挑戦する人が増えるかもしれない。
そうすれば、世襲の「2代目政治家」なんて、いつかは
死語になる日がくることでしょう。
かくして私は、この春、有給休暇を使った選挙活動に
挑戦することに決めたのです。
(その3へ続く)

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