札幌市教育委員会は5月18日、教職員に対する懲戒処分を発表しました。
今月は交通事故が2件。
3か月ぶりの懲戒処分の発表です。
1.人身交通事故
被処分者 |
厚別南中学校 教諭 男性 40歳代 |
処分内容 |
減給1月(給料の10分の1) |
事案概要 |
平成24年1月6日(金)午前9時45分頃、通勤のため、普通乗用自動車を運転中、厚別区厚別中央2条4丁目1番地付近の信号がある交差点を直進するに当たり、遠くの信号の青色表示に気をとられたことにより、手前の信号の赤色表示を看過したまま同交差点内に進入し、右方道路から青色信号に従って進行してきたタクシーの前部に自車右側面部を衝突させ、運転者に加療約2週間を要する傷害を負わせた。 |
「信号の赤色表示を看過した」というのは、簡単に言えば信号無視ということです。
厚別南中学校は大谷地駅のすぐそばですから、運転が苦手な人は地下鉄で通勤すれば
よいと思うのですが、どうして車通勤が認められているのでしょうか?
それにしても「午前9時45分に通勤」というのもうらやましい。
こういうのは、世間では重役出勤と言いますね。
学校の先生は良い身分だ、とつくづく思い知らされます。
2.人身交通事故
被処分者 |
札苗小学校 教諭 女性 20歳代 |
処分内容 |
戒告 |
事案概要 |
平成24年1月21日(土)午後2時10分頃、私用のため、普通乗用自動車を運転中、東区北9条東3丁目42番地付近の信号がある交差点を直進するに当たり、当時、同所付近道路は路面が凍結し、車輪が滑走しやすい状況にあったため、早めの制動措置を講じて自車を滑走させることのないようにすべきであったが、同信号表示に留意せず進行した結果、同交差点の手前約20.1メートルの地点まで対面信号機の赤色表示に気付かず、慌てて制動措置を講じたものの、自車を滑走させてしまったことにより、同交差点内で左方道路から青色信号に従って進行してきた普通乗用自動車の右側面後部に自車右前部を衝突させ、運転者に加療約9日間を要する傷害を負わせた。 |
こちらは、「赤色表示に気づかず」ということです。
簡単に言えば、こちらも信号無視なのですが、1.と処分の度合いが違います。
二つの違いは、本件の被処分者は警察に対して信号無視を認めなかった、ということでしょう。
しかしこの被処分者は実は以前、小生の質問に対して信号無視を認めています。
被処分者は信号を無視して猛スピードに交差点に進入し、相手の車にぶつけたのです。
「路面が凍結し、車輪が滑走しやすい状況にあった」と言いますが、冬の札幌の道路なら
当たり前のことです。
この日の天候は晴れ、見通しの良い交差点です。
また「慌てて制動措置を講じた」とありますが、現場にはブレーキ痕はありませんでした。
このように、被処分者が警察に事実と異なる供述をしているというのは教育委員会の発表で
はじめて知りました。
信号無視には言い訳は通用しません。
子どもたちの範たる小学校の先生が、ウソ、言い逃れはいけませんね。
さて、事件の真実を小生がどうしてこんなに詳しく知っているのか。
その理由を皆さんお聞きになりたいですか。
それは、加療約9日間の傷害を受けた事故の被害者は、実は小生だからです。
車に同乗していた家族は事件から3か月以上経過した今も通院しています。
そして、この被処分者は小生の民事上の賠償請求にも応じておらず、残念ながらいまだ
事件は解決していません。
学校の先生には交通ルールだけでなく、人間としてのルールも守ってほしいものです。
コメント
こういう先生は.子供の指導は無理です
嘘の多い学校の先生で若い女性は多数いますよ
自分の事だけ考えて言い訳ばかりする
仕事柄学校に訪問する機会が多いので良く分かります
札幌市民様、おっしゃるように、学校外の職務には旅費は出ていません。
しかし、タクシー券の支給はあります。
無理に自家用車で家庭訪問をすべきではないし、子ども達は歩いて通学して
いることを考えれば、歩いて家庭訪問はできるはずです。
交通ルールを守れない職員には自家用車通勤は認めるべきではないと思います。
「どうして車通勤が認められているのでしょうか」と、ありますが。
札幌市の教員は、車通勤が認められていないのでしょうか?
地下鉄から近い、という理由だけで、「なぜ車通勤しているのか」とはならないと思います。
確かに、公共交通機関を使うほうがいいとは思いますが、教員には学校外の職務もあり、例えば家庭訪問、子どもの事故の対応等の距離で自家用車(公用車扱い)を使用した際には、旅費は出ないと思います。
以前UHBで、教員の車通勤について特集していましたが、内情をよく知らないまま叩くのだけはよしたほうがいいと思います。
先生こんにちは。
まずは心よりお見舞い申し上げます。
先生、ご家族が被害者ということで、ご心情十分にお察し申し上げますが、自分は教職員が起こした人身事故を金子先生のHPで公表する趣旨がよくわからないのです。
教職員の懲戒処分の公表は、基準に基づいて行われていると思われ、懲戒権者より粛々となされるべきですが、懲戒権者以外が公表する理由や目的がはっきりしないと、(その気になれば年齢性別、学校名からおそらく本人特定が可能な)情報をHPで単に拡散したということになりかねません。
それから過失や損害は私人間で解決すべき問題で、何も言えません。
また、余計なこと書きましたが、ご承知のとおり先生のファンで悪意ではないので、ご容赦下さい。
お気遣いいただき、ありがとうございます。
自宅近所で交差点を右折しようとしたら、右側から軽自動車が猛スピードで
突っ込んできました。
こちらは交差点内で止まりきれず、車の右側にドスンと当たられました。
先方の完全な信号無視です。
いまでも車を運転中に交差点を右折するとき、また突っ込んでくるのではないか、
と事故がフラッシュバックします。
完全に右折事故がトラウマになってしまいました。
どんな人がハンドルを握っているのか分からない時代。
車も歩行者も充分な注意が必要だと思います。
いや
大事に至らなくてよかったと思います
ご家族も早く全快されることを
お祈りしております
人身事故で”うそ”を言うようでは? 終わってますね この人