昨日夜の決算特別委員会で札幌振興公社の乱脈経営の問題を取り上げました。
インターネット中継を見た方から、話題の「申入書」を見たいという声が寄せられたため、
早速こちらで公開します。
(注)この文書は札幌市観光文化局の許可を得て掲載しています。
㈱札幌振興公社は札幌市が8割を出資する第3セクターです。
社長の椅子には北洋銀行から天下りした星野尚夫さんが9年間も君臨しています。
「札幌市の3セクとしては法外な役員報酬を受け取っている」との噂がかねてから
あったものの、これまで札幌市は「個人情報」として公開を拒んできました。
最近、私は星野社長の役員報酬額を入手し、昨日の議会で追及しようとしたら、
委員会開会直前に若い職員がこの「申入書」を持ってきました。
なんと「議会での報酬の公開は止めてほしい」というのです。
発信人は観光文化局長の可児敏章氏です。
税金が投入された3セクの社長は「個人」ではなく、「公人」です。
給料の出元が税金である以上を報酬を公開するのは当然であり、納税者は
税がどう使われたのかについて知る権利があります。
また市民に対して、幹部名で「申入書」とはたいそう高飛車な書きぶりです。
札幌市職員はいったいどれだけ偉いのでしょうか?
可児敏章局長は、公務員が国民への奉仕者であることを忘れているようです。
このような悪徳公務員には相応の処分が必要と私は判断します。
本申し入れ書についての問い合わせ先
札幌市観光文化局長 011-211-3550
なお、昨日の委員会では、公社のさまざまな浪費ぶりを指摘しました。
時間の関係もあり、詳細は後日掲載いたしますので、次編にご期待ください。
コメント
中国共産党高級幹部並みのお金の使い方ですね。
市民が真面目に働いて納税しても、税金の垂れ流しなんですね。
まっ、公務員は税金に対して何もしなくても空から降って来るモノと理解しているんでしょうね。
他党の議員からの質問も興味深い問題提起もあり内容の濃い荒れた決算委員会でしたね。
公契約条例の趣旨とは全くの逆に札幌振興公社は
3億もの赤字をたれながしながら北洋銀行の役員報酬よりおよそ100万以上高く?
更に100名ほどの従業員の退職積立より社長の積立金は多かった。
社長の報酬額だけは答弁にたった市側は個人情報を盾に以上以下の推測の喩えであっても口を割らなかったのが印象的でした。
札幌市が80%も出資してるんだったら余剰金24億3千万の内
市にいくらか返還してもらっても良さそうな気がしましたが。
(TдT)←2ちゃんねらーですか?
なんかだんだん下品になっていきますね。
さて、役員の報酬額ですが、定款に記載されるか株主総会で決定されると思うのですが、なぜ隠す必要があるんでしょうか。
単純に手続きの問題のような気がしますが。