今週金曜日2月21日に代表質問することになりました。
いま会派無所属で「代表」ではないのですが、市議会の特例として年間1回だけ、他の会派の
代表質問に準じて15分質問することができます。
年度途中から無所属になったことを差し引いて、私の今年の割り当ては年間8分です。
いままで3人の議員で会派を組んでいた時は3人で年間120分あったのにずいぶん質問時間
が短くなってしまいました。
さて議員になってから今回で3回目の代表質問です。
なるべく効果が出るようにと、手探りでやり方を変えてきました。
今回は事前に質問項目のすべてを市長側に渡すことにしました。
質問をじっくり考えて、まじめに答弁してほしいからです。
同時にブログ読者の皆様にも同じ内容をこちらで公開します。
市民の皆様にも参加していただきたいと思うからです。
金曜日の代表質問当日まで、まだいくらでも質問内容は変更できます。
ご意見がありましたらメールかご意見欄にていただけますようお願い致します。
なお2月21日の本会議は午後1時開会ですが、無所属の私に順番が回ってくるのは夕方の
5時~6時位の間と言われております。
本会議開会日は市民の傍聴のため、市役所の入り口は夜間までずっと開いています。
お仕事帰りにぜひお立ち寄りください。
インターネットでも中継がありますので、もしよろしければご覧ください。
平成26年2月21日午後5時頃から 代表質問予定項目 2月18日現在
1.小中学校の土曜授業実施について
国は「土曜日の教育活動推進プロジェクト」として新たな支援策を来年度予算に計上した。
文部科学大臣を筆頭に職員全員が土曜授業ボランティアに取り組むという。
学力底上げに向けた保護者の期待は大きく、札幌市も土曜授業を実施すべきではないか。
文科省職員とともに、教委事務局も土曜授業ボランティアをやってはどうか。
2.教職員の重大な不祥事の対策
①度重なる不祥事について、教育長は自らの責任をどのように考えるか。
具体策を3つ提案する。
②市教委に通報窓口を設置して、被害の未然防止策を講ずるべきではないか。
③保護者や児童から本音の評価を受けるよう制度の運用を改善すべきではないか。
④学力だけでなく人間性本位の採用を行うこと本質的な解決と思いますが、教員採用
の改善を通じた教員の質の向上にはどのように取り組む考えか
3.PMFの今後と組織委員会の情報公開について
①観客も協賛金も年々減少している原因をどのように分析していますか。
②PMF支援は止めるべきと思うが、今後も継続するつもりですか。
③補助金受給団体が、補助金の使途(都合の悪い情報)を権力側の内部規定で勝手に
特定秘密に指定し、市民のチェックが遠ざける仕組みは市民自治上の問題ではないか。
④異議申立ては札幌市と同じく、公正な第3者が審査するように出資団体等情報公開
要綱を改正すべきではないか。
⑤上田市長はPMF組織委員会が適切に情報公開を行うように上田理事長に指導すべき
ではないか。
4.メディアMIXホールの利活用策について
①税収減、管理修繕責任というマイナスの資産を引き受けたことになるが、どのような
目的(覚悟)でこのホールを譲り受けたのですか?
②建物の残り半分を所有して貸館業を営む(株)北海道ソフトウェア技術開発機構(DEOS)
に引き受けてもらうことは出来なかったのか?
③元々は国が整備したホールだが、多額の税金を投じた国民の資産を死蔵させるのは
問題ではないか。
④たとえ低額であっても民間企業やNPO団体などへ売却し、ホールとしての機能が
活かされるよう方策を検討すべき
5. 職員団体との労使交渉の透明性向上
現状非公開としているが、密室で行われる交渉には「慣れ合い」との疑念が残る。
職員団体との交渉を公開し、傍聴を認めるか、議事録を公開すべき
6.北1西1再開発(市民交流複合施設)
①留床を札幌振興公社が賃貸目的で取得すると聞いたが、なぜ、どのような条件で
売却することになったのか。
②保留床の売却は水面下の交渉ではなく、公正な競争を行うべきではないのか?
③放送局部分の保留床がNHK→HTBに変わった経緯も含めて、あとどれだけ売れ
残っているのか、保留床売却の全体像を明らかにしてください。
④札幌振興公社が保有する西2丁目地下歩道を買い上げと報道されている。その内訳
として公社は当時の建設費4億円に金利や事務費を乗せた8億円を要求していると
聞いたが、それらの経費は税務上損金として控除済みであり、そのまま乗せるのは
計算が間違っているのではないか。
7.市電ループ化に係る諸課題について
①サイドリザベーション方式として歩行者の真横を電車が走行する危険性
②交通流の輻輳による渋滞
③電線が地中化された駅前通にふたたび電線を張り巡らせる美観の問題
④自転車の安全確保
⑤タクシー乗り場、荷さばき場
など多くの問題が依然解決しておらず、国や道との協議も難航と聞いている。
上述のそれぞれの問題にどのように解決するのか、ひとつひとつ回答されたい。
⑥特に事故の危険性の高いサイドリザベーション方式は止めるべきではないか。
8.電気料金再値上げに関する中小企業支援策について
①産業界への影響について緊急調査を実施するとともに、深刻な影響を受ける企業へ、
速やかに支援策を講ずるべき
②安価かつ安定的な電気供給こそが本当の中小企業支援であり、そのためには
安全性確認を前提に原発再稼働を求めるべき。札幌市は中小企業支援の観点から、
どのようにお考えか。
以上8項目です。
果たして8分で質問を読み終えることができるでしょうか。
いまから練習です。
コメント
興味深いポイント突いてますね。
とにかくやっていること言っていることに合理性がなく
福住駅とドームの間を動く歩道を作るなんていうことも言ってませんでしたっけ・
市民無視行政にはウンザリです。
素晴らしいね 流石です もっと金子さんに時間(光)を!
時間が取れれば傍聴必至!!
あっ あと ”ゾンビの歯止め”もお願いします(笑)