今日から師走。
政治の世界はついに明日、衆議院選挙告示ということで、北海道にも政界の大物が続々応援に
駆けつけているようです。
しかし私はいま選挙とはまったく無縁の生活を送っています。
それは今週木曜日、12月4日に代表質問を行う準備をしているからです。
私は無所属ひとり議員なので、本来は会派として代表質問を行うことができません。
しかし他会派のお情けで(?)、特別に年に12分間だけ個人質問が認められています。
元々は自民党会派で60分の質問予定だったことを考えると、無所属のハンデは大きい。
しかし質問時間は少なくとも、自由に質問できるほうが気楽で良いのかもしれません。
今回は任期中で最後の代表質問なので、いつもより濃く金子カラーを出すことにしました。
質問項目は下記の7項目です。
1.【12年間の市長外交の成果と、韓国・大田広域市の反日行動について】
2.【庁舎内でのしんぶん赤旗の勧誘・配布について】
3.【札幌市における、いわゆる在日特権について】
4.【官製談合の撲滅、入札契約業務の改善について】
5.【地方教育行政法改正に伴う教育改革について】
6.【従軍慰安婦問題について】
7.【アイヌ施策に関わる官製談合、生活保護の実態について】
2番の「しんぶん赤旗の勧誘・配布について」は、福岡県行橋市の小坪しんや市議が全国の
地方議員に呼びかけているテーマです。
私も議員として札幌市役所で仕事をするようになってから、庁内で当たり前のように昼間から
大量に配られている「しんぶん赤旗」にずっと違和感を感じていました。
「なぜ家で読まないで、職場で赤旗を読むのだろうか」と。
民間企業ではありえないことです。
いつもは歯に衣を着せぬ私ですが、本当は多少の遠慮の気持ちもあります。
共産党さんは同じ弱小会派で人間関係もあって、実は意図的に質問を避けてきたのですが、
小坪市議の活動には度肝を抜かれました。
福岡県から、わざわざ札幌市議会まで陳情書を作って送ってきたのです。
(注:小坪しんや市議から札幌市議会に提出された陳情書)
小坪市議は全国のすべての地方議会にひとりで陳情書を送ったそうです。
大変な労力を要する作業だったと思います。
その結果、陳情書を読んだ地方議員が立ち上がって、あちこちの地方自治体で燎原の火のごとく
見直しの動きが始まっているとのこと。
赤旗を役所内で拡散するのは札幌だけでなく全国の自治体に共通する問題なのです。
自民党組織運動本部からも赤旗問題を取り上げるよう地方に通達が出ていますが、残念ながら
札幌市議会自民党はいまのところ静観の構えです。
「しんぶん赤旗」は独自の視点を貫いて、時には驚くようなスクープもあり、北海道新聞よりは
ずっとためになると思う時もあります。
しかし職員の弱みに付け込んで購読させたり、仕事中に赤旗を読んでいるのは絶対にいけません。
まして市役所の中で政党機関紙の勧誘・配布は政治活動そのものです。
政治活動には最低限のルールが必要です。
ルールを守れない政党が社会を変えられるはずがありません。
今回、私は行橋市の小坪市議に勇気をいただいて、この問題を質問することにしました。
実はこれに向けて、10月の決算委員会であらかじめ布石を打っています。
どんな答弁が返ってくるか、今から楽しみです。
コメント
応援してます。 がんばって!
https://www.youtube.com/watch?v=Hug43bzWUGQ
単純に、対立候補無しに信任で札幌市議に再選するつもりだったのに、
該当選挙区で共産党に対立候補を立てられて、まともな選挙戦を余儀なくされたので、
これまでの市議会与党の民主党攻撃から、共産党への攻撃に切り換えたということですね。
他の都府県に比べれば共産党が強い土地柄とはいえ、
実議席=実勢力としてみれば大したことのない党を、私益で攻撃し始める嗅覚はさすがだと思います。
でもインフラや箱物への公費投入に批判的という意味では、金子氏も共産党も同じですけども。
政策というよりも、好き嫌いや私益が先行していそうです。
この12年共産市議は存在感なし、市民の為の政治は何一しなかったわけで市民ネット同様腰巾着だったわけです。
談合市議会粉砕の布石にになるよう祈願します(笑)
話が変わりますが上田市長肝いりの札幌市主催のイベントが毎年本日行われると思いきや入札の儀式(談合)もないようでどうしたんでしょうかね?!
みんながタブーにして避けている質問だかりですね。
議員の鑑です。圧力に屈せず、頑張ってください。
応援しています。
赤旗の件は橋下大阪市長も批判していましたね。
おはようございます
読みたい職員さんは 必ず給与天引き等(自腹)で 購入してください
もちろん 読むのは 勤務時間外です
公務員さん議員さんはルールをキチット守ってよ 税金の”不正使用”です 以上
お早う御座います。
左翼思想の強い赤い大地での保守活動がしずらいでしょうが今の時代の流れは「真保守」へと流れ、国家が再生されていくでしょう。
これからの議員活動のために札幌在住の安濃先生の戦勝国論を理解してもらいたい。
安倍さんも勉強しています。