今日(1月6日)、議会運営委員会が開かれて、渋谷区議会だより・新年号のうち、金子の質疑の記事の一部を強制的に削除して印刷をやり直すことになりました。
当事者の私が会議に出席拒否されたため、正確な情報ではありませんが、関係先への取材情報をもとに本日の状況をお伝えします。
今日の議会運営委員会で委員長から示された選択肢は次の3案です。
案1 現在の記載のままで配布する
「まだ確定していないので、教育長は推定無罪とも違うが、犯罪歴もなく問題ないと判断し、議会に報告しなかった。」
案2 区長が要望する次の修正案に差し替えて再印刷する
「②必要な経歴、犯罪歴を調査し、特に問題もなく、渋谷区に必要と判断し議案を提案したため。」
案3 区長依頼文の該当部分だけを削除して再印刷する
「②犯罪歴もなく問題ないと判断し、議会に報告しなかった。」
これに対して、
渋谷を笑顔にする会:2
自民党:3
公明党:3
立憲民主党:1
日本共産党:1
と態度表明がありました。
多数決を取ったところ、案3で決まったそうです。
つまり、
「 まだ確定していないので、教育長は推定無罪とも違うが 」
の一行を削除して、14万部を再度印刷しなおすことになりました。
渋谷区全世帯への配布は1月中旬以降になる見込みです。
※本来は1月6日発行予定でした。
立憲民主党、日本共産党からは
・議会の二元代表制の仕組みから逸脱している
・区長の越権行為である
・区長の要請で議会の決定を歪めることは議会の地位を傷つける
・憲法で禁止された行政による検閲の疑いがある
などといった反対意見があったそうです。
当事者の私としては、「真実を隠蔽するな」と声を大にして
叫びたかったところですが、残念ながら出席拒否されてしまった
ので、こちらにて表現させていただきます。
今回の決定で再印刷するのに百万円以上かかる見込みですが、
税金の無駄遣いにほかなりません。
長谷部区長のわがままなので、区長が負担すべきだと思います。
原稿を強制的に削除されて私自身の人権を侵害されたこと、
あるいは税金の無駄遣いへの住民監査請求を含めて、
今後の対応を検討していくつもりです。
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