前編では北海道教育庁と戦うことになった経緯を記しました。
行政不服審査法の出番だ
悪い役人をやっつける国民の武器、「行政不服審査法」という法律があります。
この法律を使って、まず北海道教育庁に「異議申立書」を提出します。
全文ダウンロード:異議申立書 道教委(PDFファイル、29kb)
北海道教育庁の反撃
私の異議申し立てを受け取った北海道教育庁は反論書を出してきました。
全文ダウンロード:道教委の理由説明書 (PDFファイル、123kb)
役人独特の屁理屈で隠蔽工作(墨塗り)の言い訳を書き連ねています。
行政不服審査法による手続きは裁判を模した公開形式で行われ、国民(異議申立人)と行政が書面と口頭で議論を交わしたうえで第三者が判断を下す仕組みです。
北海道教育庁の屁理屈を論破
私は北海道教育庁の反論書に対してさらに反論書を提出しました。
全文ダウンロード:反論の意見陳述書 (PDFファイル、186kb)
まさに書類での戦争です。
このあと公開の場で審査が行われました。
そして最終的な判断として「情報を隠すのは違法」「情報公開すべき」との意見が認められました。
私の勝利です。
情報公開の決定が下された
隠してきた重要な部分を公開するとの画期的な判断です。
その理由は下記の通り。
全文(長文)の一部を掲載しています。
「決定の理由」とは仰々しいですが、読めば読むほど言い訳がましい。
役人が一度出した結論を変えるのはプライドが傷つくのか、わざと難しい言葉で分かりづらく書いているように感じます。
主文、決定の理由に続いて、墨塗りの部分が公開されました。
(第3部に続く)
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