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秋本番です。

とりとめもない日記

世は石原都知事の新党結成のニュースで盛り上がっています。
12月16日に都知事選挙とのこと。
年内の総選挙は遠のいたのでしょうか。
私が昨年市議会議員選挙に立候補したとき、「第3極」といえば「みんなの党」しか
なかったのですが、その後は「減税日本」「維新の会」「生活が第一」など、次々と
出てきて、まさに有権者にとっては選り取り見取りの状態です。
しかし、いずれも「帯に短し、たすきに長し」で、本当に国を託すことができるのは
いったいどの党なのか、だんだん分からなくなってきているのは私だけでしょうか。
(政治家のお前が言うな、と怒られるかもしれませんが)
さてそんな話は置いといて、私は昨日、夜まで続いた経済局の決算審査を終えて、
今日は朝から芸術の森に向かいました。
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ポカポカ陽気の一日でしたが、南区の芸術の森ではすでに木々が色づき始めていました。
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澄んだ青空をバックに、こんなにきれいな紅葉も。
美しい、我が日本の秋が到来です。
(カメラの調子が悪くて、すこしぼやけていますが・・・)
さて今日、芸術の森を訪れたのは、平成23年度に施設改修費として支出した
1億3千万円の成果を確認するためです。
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写真左側の石垣が、長年の風雪で崩れ始めてきていたため、事故防止の観点から
作り直したということでした。
写真右側は、説明のため同行してくれた市役所職員の皆さん。
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道路沿いのコンクリート製の柵にヒビが入ってしまっています。
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石がこんな風に欠けていると、人がつまづいたりすることがあるそうです。
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石が完全にはがれてしまっています。
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そのため、上の写真のように石造りの階段をすべてきれいに入れ替えたそうです。
この階段が上にいくつも連なっています。
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こちらは芸術の森の正面。
全部、石を組みなおしたそうで、とてもきれいになっていました。
これだけやれば1億3千万円かかることは、私にも理解できました。
資金不足の札幌市には大きな金額ですが、長い年月で風化してしまった施設を
そのままにしておくわけにはいかないのでしょう。
この芸術の森を作ったのはバブル全盛期。
二十数年後にこんな風に札幌市の財政を苦しめることになるとは、当時の人たちは
考えていなかったに違いありません。
これと同じように、札幌市がこれまで建てた様々な建築物の大規模修繕が今後次々と
必要になり、財政を圧迫していきます。
行政が箱モノをつくるときはただ単に思い付きだけではなく、長い目で見たランニング
コストもしっかり考えておかなければならないとの教訓を感じました。

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