今月20日に札幌市東区の丘珠空港(駐屯地)で開かれる航空ショーでアメリカ海兵隊の新型輸送機・オスプレイが一般展示されます。
これについて、札幌市役所が市民の不安をあおる文書を作成しマスコミに配布するなど、民間の主催者に不当な圧力をかけていることが分かりました。
下記はその文書です。
(文書は札幌市の許可を得て掲載しています)
「初飛行以来、墜落事故が相次ぐなど、安全性への懸念が指摘されている」と指摘。
確かにオスプレイは20年以上の開発途上に何度も重大な事故を起こしています。
しかしその後の度重なる技術改良を経て、2005年ついにアメリカ政府はオスプレイの安全性と信頼性を認定。
現行機種は量産機として実戦配備されているものです。
量産機はその後も改良を続けながら、2011年には10万飛行時間を達成しています。
(出典:米海軍HP “V-22 Osprey surpasses 100,000 flight hours“)
(写真: Cpl. George Papastrat, 3rd Marine Aircraft Wing (Fwd) Public Affairs)
オバマ大統領がオスプレイから降りてくる上記の写真。
アメリカ政府の安全性への自信を示すものと言えないでしょうか。
オスプレイはアフガニスタンなどでの実戦を含めて既に10年近い飛行実績があり、これまでのヘリコプターより事故率がはるかに低いことが統計的に示されています。
(出典:防衛省資料「MV-22オスプレイ事故率について」)
これらの詳細な情報は国内の関係自治体に説明されているほか、資料は防衛省のホームページにも掲載されています。
このようにオスプレイは日米両政府によって安全性が説明されているにもかかわらず、根拠もなくいたずらに市民の不安をあおる行為は行政機関として極めて不適切なものと言わざるを得ません。
「オスプレイのこれまでの墜落事故の原因とその結果講じた対策を明らかにせよ」
と一民間の委員会に高圧的に尋ねていますが、上に述べたとおりすでに国が広く国民に説明しているもので、札幌市役所の不勉強を世にさらすだけです。
オスプレイについて市役所がもっと知りたければ、ぜひ製造メーカーのホームページをご覧いただきたい。
空の安全と世界の平和を守るため、関係者がいかに苦心しているか分かるはずです。
今朝、私が札幌市役所に「安全性への懸念」の根拠を示すよう求めたところ、
- 昨年に全国知事会が国にオスプレイ飛行に関する要請をした
- 今年6月に部品落下事故を起こした
- これ以外の「安全性への懸念」の根拠は目下調査中である
- 「安全性へ懸念」の調査結果は来週中には示せる見通し
との回答が夕方、半日以上も経ってから届きました。
私が照会するまで、ロクな根拠もなしに「安全性への懸念」を主張していたのです。
もうひとつ驚いたのは、
「この公文書は上田市長の了解のもと大慌てで発信したもの」
「市役所として正式な意思決定を行ったものではない」
との説明です。
起案書などの文書も一切残していないということは、まさにただの思いつき。
つまり上記の文書の中で、
「札幌市としては(中略)オスプレイ飛来に対して、強い危倶の念を抱いております」
と記すその主語は「札幌市」ではなく、実際は「上田文雄札幌市長」だったのです。
政治家の上田文雄さんが個人的にオスプレイに反対するのは自由ですが、市長の立場を利用して民間に一方的な圧力をかけるのは公私混同に他なりません。
ましてその内容が根拠希薄だとしたら、デマゴーグと言われても仕方がないでしょう。
今日、札幌市役所に中国の五星紅旗が掲げられていました。
ヘリコプターと固定翼機の良いところ取りをした革命的航空機と呼ばれるオスプレイ。
その高い機動力は昨年のフィリピン台風の災害救援活動でも見事に示されています。
これが我が国に配備されて困るのは、尖閣諸島の占領を謀る中国だけです。
札幌市役所にひるがえる赤旗を見て、今回の醜いオスプレイ妨害劇は中国の影響を受けてのことか、とハタと気付きました。
コメント
マスコミにとってはオバマ大統領がオスプレイに乗った事実は都合の悪い事実のようです^^;安倍首相も乗ればいいのに。オスプレイは島嶼防衛に威力を発揮しますが、これに困るのは誰でしょう?まさに外患誘致とも言うべきオスプレイ反対運動です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140815/plc14081509100007-n1.htm
靖国参拝見送りwww 下痢便宰相大英断wwwwww
在日大勝利wwww
文句があるならかかってこいや、マヌケwww
野村證券 勝俣一生
(リスクマネジメント)
東京都千代田区大手町2-2-1
03 (3211) 1811
左翼は市長にふさわしくありませんね。
やめさせましょう。
ニュースで知りました。
あなたを応援します。
道内の有識者は、指をくわえて見てるだけでしょね。
オスプレイは、是非見たいと思ってましたが、仕事の都合で泣く泣く諦めました。
市長名でこんなくだらない、程度の低い文書を実行委員会に送っていたなんで、言語道断ですね。
私は、オスプレイよりもその辺を走っているクルマや、酒を飲んだり、脱法ハーブを吸って運転する輩の方が余程怖いですね。
どうして中国旗が市役所に掲げられているのですか?
理由についてブログに掲載など是非教えて下さい。
連続ですみませんm(。_。)m
テキサスおやじもフェローから駆けつけてくれるかも?
慰安婦のミニチュアを持参で(爆)
本日もオスプレイ反対来るなデモが全国で
まあ個人の考え方ですので 自由ですが・・・
私は 時間とって 米軍と日本の旗をもって 見に行きたいと思っております! 自由ですよね
まあ 旭日旗は避けておきますが(笑)
歓迎感謝ありがとう米軍!
こんにちわ、なんか凄い圧力文書ですよね、市長が市民の安心安全を守る立場は解りますが飛行経路、飛行時間の詳細を求めている事がひっかかります。
もし自分が米軍司令ならば防衛省、管轄下丘珠基地には連絡してもそれ以外は機密にしたいですよね、日本のような同盟国、友好国であっても敵性勢力又はゲリラが紛れ込んでるか解らない。詳細航路、時間を知らせるのは防備上の問題を大きくし且つ市長が左系なら情報漏れなど危険性が高まりますから尚更です。
事故率に関しましても国内民航大手2社にかなわないまでも近隣半島国の民航より低いんですよね。そういった事実を地元の大手新聞などは一切報道なく危険を煽る批判記事ばかり。それより度重なるJR特急列車の火災系トラブルに本気で注意を向けるべきと思うんですけどね。
オスプレイ問題。私も先日、市民団体が札幌市長に「オスプレイの飛来中止を」と
申し入れを行っていると報道で知りました。その理由が「初飛行以来、墜落事故が相次ぐなど、安全性への懸念が指摘されている」です。
金子先生がお示しになった資料にもあるのですが、現在自衛隊で運用している輸送ヘリCH-47や
攻撃ヘリAH-64はオスプレイに比べて事故率が2倍位あります。
それにも拘わらずそれらの機種が丘珠に飛来した時、札幌市も札幌市長も市民団体もマスコミも何らかのアクションをとったでしょうか?
関心など全くなかった筈です。
事実に基づかない感情論での主張はやはりデマゴークでしかありません。
今後自衛隊でも導入予定のオスプレイは迅速な災害救助にも大きな貢献をすることが期待されています。
札幌で大災害が起きた時「危険な機種なので救助をお断りします」とでも言うのでしょうか?
最近週に2,3度JR北海道利用するのですがたった10分少々であっても
いつ事故るか、いつ運休するか、辺鄙な駅で降ろされたらどうしようか考えてしまいます。
冬の除雪もそうですが多くの市民が感じている安心、安全の優先度が市長と一般市民との間にかなり乖離していますね。
それと金子先生の記事末尾の文面をよく読むと外患誘致ということでしょうか。。
金子さん 素晴らしい根拠ですね!
また新聞おおげさに煽るんでしょうね
沖縄の住民さんは上空を毎日飛んでいるに
口では”沖縄の負担軽減”と言っているのにいざ一寸来るとなると 騒ぐのは 誠に身勝手!