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「なぜアイヌのみ異民族扱い」故・知里眞志保・北大教授談

アイヌは本当に先住民族か
先日、北大図書館でアイヌ民族に関するひとつの文献にたどり着きました。
アイヌ出身の故・知里眞志保北海道大学教授が昭和29年に朝日文化賞を受賞されたとき、
北海道大学新聞に寄せた談話です。
「なぜアイヌのみ異民族扱い」と、いささか衝撃的なタイトルが付されています。
asahiawardsfordrchili.jpg
(写真は北海道大学新聞縮刷版1955年1月31日号から)
写真は字が小さいため、読みやすいように全文を引用します。

 今では民族と人種の差は常識でしょう。私達いわゆるアイヌといわれている者もやはり全部日本人なのです。日本語を使い、日本人の生活をし、似教を奉じているのです。
 ですからいわゆるアイヌ系日本人なのです。
 所が、なぜアイヌのみが日本人の中で異民族扱いを受けるのでしょう。これは去年行われた熊祭りに見られるように未だに沢山の日本人がアイヌを見せ物根性で見、特異な者として見たがるところから来ているのです。
 内地から人が来たりすると白老などのアイヌ部落を見せたがる。そして駅のホームには”附近名所白老アイヌ部落”と大書してある。このようにアイヌを見世物にしようとする考え方が日本人全体の内にある。しかし、このようなことは今始まったことではなく、日本書紀にもアイヌが遣唐使に連れられて中国に見世物にされたとあり、また幕末に書かれた旅行記の中に「人と書いてシャモという。エゾと書いてアイヌという」と書かれている。また十勝のエリモ岬にあるビロウというところに近藤重蔵がたてたという立て札にも「今は人もエゾも」とあり、また津軽藩のアイヌに対するフレ書の中に「エゾを人に取り立てる」とある。このように見るとアイヌは人ではなく、何かほかの動物のように思われます。このような者の考え方の残滓を今の日本人は早く拭い去ってほしいものです。
 また多くの人々は民族の文化の保存といいますが、現実にはアイヌ文化は明治時代以前に滅びてしまって、その後はいわゆるアイヌ系日本人に寄ってその文化が多少とも保たれてきたわけです。そういう意味で、このようなものを今のうちに研究しておくことは絶対必要です。現に全道でユウカラを立派に歌えるのは十人くらいでしょう。しかしこのような文化の保存はアイヌにやらせるべきではなく、日本の学者がやるべきです。アイヌを今までの文化、生活様式の中で住まわせておこうなどとはとんでもないことです。また文化保存の意味でこのようなものを上演するのはいいが、古代の風俗そのままに上演する必要は無いし、その精神、形式がその自体にマッチするようなやり方でしなければいけないでしょう。


冒頭の「民族と人種の差は常識でしょう」との記述に注目が必要です。
「民族」とは言語や文化、宗教、歴史などに基づく後天的なもので、「人種」とは
生物学的な特徴に基づく先天的なものです。
私の主張に対して一部のマスコミが感情的な批判報道を繰り返していますが、この
民族と人種の違いを意識的に混同して書いているように思えてなりません。
明治生まれの知里先生が「アイヌ文化は明治時代以前に滅びてしまった」と書いて
おられるとおり、その民族性はアイヌをルーツに持つ日本人に引き継がれたのです。
「私達アイヌと言われている者もやはり全部日本人なのです」との言葉にアイヌ文化に
一生涯を賭けた先生の思いが凝縮されていると思います。
先日引用した平凡社の世界大百科事典は、その後「差別だ」とするクレームがあり、
知里先生の没後数十年を経て、なんと出版社が当該部分を削除してしまったとのこと。
「差別」の一言で言論を封殺する手法がいまだに見られることは残念でなりません。
今日ですらこれだけタブー視されるこのアイヌ民族問題をいまから半世紀以上も前に
問題提起した知里先生の勇気は想像を絶するものがあったと思います。
たとえ事典から文章が削除されようとも、「民族」「差別」を叫び経済的利益を得る
生き様に警鐘を鳴らした知里先生の見識の輝きは決して消えることはないはずです。

コメント

  1. 『周囲の札幌市民に聞いてもみな金子先生を支持しています。』
    そういえば、中田宏議員がMHKのバラエティ番組の具体名を挙げた上で「低俗」と国会(予算委員会)で発言したことがありましたね。
    この時も、「低俗」と判断した論拠について、「周囲の4~5人に聞いたらみなそう言っていた」と・・・。当然、炎上しました。
    で、周囲の札幌市民って、何人くらいの人達ですか?
    ちなみに、札幌市の住民基本台帳人口によると、
    1,930,496人だそうです。

  2. えっと いくつか謝罪から・・・
    まず1点目「個人ブログを掲示板の様に使用している点 まことに申し訳ありません」
    争点を作った当事者でもありますので出来ればご容赦願います。
    2点目 札幌市民のれい様へ(以下れい様もしくはれいさんと略してよろしいでしょうか?)
    名前があるのに 札幌市民さんへ と略称していました。まことに申し訳ありません
    また仕事の都合上1日居ないため反応遅れてしまいました。重ねてお詫び申し上げます。
    3点目 あまりにも長文で入りきらなかったですorz
    詳しくは当人ブログに掲載しました^^;
    ここで言われてたことを超簡略的に話します。
    根本がちょっとずれましたね
    「 アイヌ民族側が不満だ!独立したい! 」私が知ってる限りでは現在は言ってません
    このアイヌ民族問題が出てたのは
    「 日本人なのに、アイヌ民族と言うだけで利権を受けるのはおかしい 」と掲げ始めた
    というのが争点だと思われますが違いますでしょうか?
    さらに言うと 当人ブログで説明しますが文化発展度合いが違います。
    どのくらい違うかというと 弓で銃と戦うぐらいです。
    ウイグルを例に出されていましたが 自分自身 弓で銃と戦えますか?
    アイヌ民族2万~3万人と幕府2690万人だったかな と戦えますか??
    ちなみになのですが・・・ウイグル人といわれる方々の人口は1000万人といわれています。
    歴史関係など更に詳しく書いたので
    一応当人ブログ 「アウトロウ改」で検索すればすぐでるとは思いますが…
    気になったら覗いてみてください

  3. 札幌市民です。
    金子先生を支持します。
    周囲の札幌市民に聞いてもみな金子先生を支持しています。
    不正を暴いてくださってありがとうございます。
    他の市議や道義は何をやってるのでしょうか?
    売国奴の税金泥棒ですか?
    地方議員は地方の不正を暴き、綺麗な地方にするのが仕事です。
    規模の大小問わず、ならぬものはならぬと不正を正して下さい。
    がんばってください。

  4. 金子議員がこのブログを閉鎖又はコメント制限をかけていない点に
    まず敬意を表します。
    しかし、東区有権者のみならず「アイヌ民族問題」についての発言
    と経緯については多くの札幌市民のみならず全国民が疑問を抱いて
    いるアイヌ民族は滅びているという説明は納得がいかないのは事実。
    この点は撤回し民族と利権問題を切り離して諭を展開すべきであり
    撤回しなければ逆に9月からの市議会が紛糾するどころか、道議会や
    通常国会の場でも場合によっては「証人喚問」という流れもありえます。
    貴方に議員をやめろとは言いません、むしろ「是は是」で誰も本格的に
    この法や制度の抜け道を不正な利権を持っている人達を糾弾するのであれば
    貴方自身が是は是、非は非で謙虚な気持ちで望む姿を示さない限り
    全てが停滞するのではないかと心配です。
    貴方が嫌うマスコミもバカではありません。
    書くことは書いているのです。
    むしろマスコミにその暴露したい実態や糾弾したいのであれば
    進んで市民、国民、人種問わず進んで会い相談や質問をすべき。
    日本は日本人の国という人がいます。
    実際には、日本人(大和)もいれば、琉球、アイヌも人種
    民族として存在する国家で日本国籍を有する日本国民なのです。
    よく朝鮮・韓国・中国他出身者や2世3世、日本国籍外の人達と
    違い、日本国籍を有する日本国民として国民の義務を果たす
    外国系の人達も沢山います。
    そして自衛隊、海上保安庁、警察、消防という国民を守る
    職業についている人もいます。
    彼らは立派に日本国の領土内に有志以来の祖先系譜を辿っていなくとも
    日本国民日本国籍とし義務を果たしている事実を御存知でしょうか?
    そういった面でも日本国は日本国籍の国民は多種多様な民族が
    日本国という国家で暮らしているのです。
    このままですと、金子議員がアイヌ民族は滅びたという発言の経緯を
    含めると全てのアイヌが不正によって補助助成を受けていると誤解され
    融資に対して返済している方々も不安に陥れることにつながります。
    このままでは貴方が掲げた政策が貴方自身の言動で全てが
    台無しになるのではないかと心配です。
    札幌市アイヌ民族施策「文化伝承、格差是正のため必要」 
    研究者指摘 貸付制度には問題点(08/21 07:31)
    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/558025.html
    「アイヌ民族存在する」「若者、文化伝承に努力」
    金子・札幌市議書き込み、専門家に聞く(08/21 14:30)
    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/558084.html
    アイヌ民族有志、金子・札幌市議へ質問状きょう提出 
    「もういない」書き込み問題(08/22 07:01、08/22 08:46 更新)
    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558200.html

  5. >市議への反論コメントがだんだんすり替わっておりますが、市議に抗議する方は、何故話をすりかえているのでしょうか。
    >問題は
    >「かつてイメージされていたような昔アイヌの方は今はいない。なので国策として国民の税金を投入してアイヌ文化を残そうとしている。」
    >「莫大な補助金目当てに多くの人々がアイヌを名乗り、特権を受けている。」
    >「そのことを世間に知らしめた金子市議への弾圧が始まっている。」
    >ということではないのですか。
    どういう理解をしたらこういうことになるのかわかりませんが、市議への反論コメントは話がすり替わってはいませんよ。むしろすり替えてるのはあなたの方では?と思ってしまいます。
    ①金子市議は「アイヌ民族はいまはもういない」とTwitterで発言しました。
    居酒屋ではないですよ。そして市議は公職に就いておられる。言葉に対する責任は重い。
    ②そしてその後ブログにて「利権が~現行システムが~いろいろ問題です」と書かれた。8/16
    ③さらに「専門家の意見を確かめてみよう」となんと図書館に行き辞典にて「アイヌ」の項を探します。これ自体ひとつのことを「調べる」というレベルのことなのか疑問ですが、そこに書かれた「民族としてのアイヌは滅びた」という記述を発見、「ほらやっぱり私が正しいじゃないか!」と報告。8/17
    ④さらに再び図書館(!)にて半世紀以上前のアイヌ出身の北海道大学教授の談話を発見し、またもや「ほらみろ!この教授もこう言っている!」と報告。 8/19
    こういうことです。金子議員の一連の発言はいろいろと齟齬や理解力不足を露呈していますが、反論している人たちにとって大きな問題は①の「アイヌ民族はいまはもういない」という表現なのです。
    ①を書いて、反響の大きさに「私の考えは~」と②を書かれましたが、①と②の間に論理的な繋がりはありません。
    つまり、②は①に対しての説明でもなければ補足でもない。そもそも②の内容を端的に言いたくての発言ならば、「アイヌ民族はいまはもういない」という表現にはならない。そして「アイヌ民族はいまはもういない」という表現はアイヌの人々にとっては暴力的でさえある。これは差別される側なった経験のない多数の日本人にとってはわかりにくいのかもしれませんが、想像力をもって差別される側の気持ちになってみることをおすすめします。
    ここまでわかりますか?
    つまり②を表現したかったにせよ、①の言葉はありえない。
    そして金子市議の発言に反対している人たちは、②に関して反対してるのではなくて①に反対しています。
    ②で言いたいことはわかったけど、出発点である①は訂正した方が賢明でしょう、と言っているのです。
    しかし金子議員は図書館に行きます。
    そして③を見つけ、「やっぱり私が正しい!」とブログでやってしまいます。
    居酒屋ではないですよ。
    しかしこの辞典、版元自体が現在ではこの記述を間違いであったことを認めています。
    古いバージョンを見て「やった!」って思ってしまったわけですね。
    その間違いを指摘され、金子議員はさらに図書館(!)に向かいます。
    そして④を見つけ、また「やっぱり!」と報告してしまうわけですが、これは④の文章を曲解しています。
    ④の談話の趣旨は、金子議員の言う趣旨とはまったく違うものなのです。
    わからなければ④を何度も読みましょう。
    ②に書かれた問題は実際あるのでしょう。これに切り込まれようとする姿勢は立派だと思います。
    ですがその問題提起をするために①を発言されたとするならば、完全な間違いです。
    政治家としてというよりも以前に人として、間違ったことを発言したら訂正しましょうよ、ってことなのです。
    そして①に反対する人々も、「政治家なんだから間違っちゃいけない、弾圧しろ!」って言っているわけではないのです。「間違うことは誰でもあるから仕方ないけど、間違ったとわかったら訂正しましょ」なのです。
    ①の発言は事実として間違っているし、長い歴史の中で差別されてきた人々をさらに傷つける暴力性のある言葉です。
    ①の言い方が悪かった、と訂正して胸を張って②の問題に向き合ってほしいのです。
    本来は②の時点でそういった訂正を併せるのが常識人としての対応でしょうが、それをやらずに③④と続いてしまい、それらがことごとく不勉強を証明することになってしまっています。
    「思ったことを正直に言ってはいけないのか?」って、子供じゃないんだから。
    金子議員、あなたが正直に思っていることとというのは事実として間違っているのですよ。そしてその発言の無神経さは対象の人々に対する暴力ですよ。ですから大人になっていないあなたは、発言する前に一度深く考えましょう。
    「アイヌ」という概念ではなく、ひとりひとりの人間として「アイヌ人」と話をし、ツイッターで呟く前にその人たちの顔を思い出しながら言うべきことは言いましょう。
    図書館もいいですが、頭でっかちになっているようにも見えますよ。

  6. >ということは、結論として市議は【アイヌ民族は存在した】と訂正した方が、【アイヌ利権】追求という目的を果たすことが出来るのではないだろうか???
    金子議員がいつ、“過去に”「アイヌ民族は存在していなかった」なんて
    言及したの?

  7. ttp://nippon-end.jugem.jp/?eid=3146
    <道アイヌ協会に計870万円未返還 不正経理問題=北海道
    北海道アイヌ協会釧路支部などで明らかになった不正経理問題で、道アイヌ協会は18日、約870万円がいまだに同協会に返還されておらず、訴訟などを含めた法的手段を検討していることを明らかにした。
    内訳は、釧路支部が約410万円、網走支部が約240万円など。
    また、同協会は同日、札幌市内で定期総会を開き、加藤忠・理事長を同協会理事長に再任した>

  8. 『そもそも戦後にGHQがアイヌ系に対し、独立の可否を問うたところ、日本人として生きていくことを選んだ
    それを今更日本人とは違うとか、トンチンカンなことを言い出すのはお馬鹿さん』
    いや、なんとなく「やったぜ!正論かましてやったぞ!」って感じがしますが、なんとも『トンチンカン』な論理ですね。
    『日本人』という単語を【日本国民】と捉えるか【和人(日本民族)】と捉えるかによって意味合いが異なってくるわけですが、それをこの短い文章の中で見事に混同してます。
    前段の『独立の可否を問うたところ、日本人とて生きていくことを選んだ』は、【独立の可否】が頭にくることから分かるように【日本国民】であることは明確です。
    『それを今更日本人客とは違うとか』に関しては、アイヌが日本国から独立したいとか独立すべきとか主張している話は無いのですから【和人(日本民族)】と捉えるのが妥当なんですが。
    【日本国民】=【和人(日本民族)】であって、【日本国民】でいたいのならば、言葉も信仰も文化も民俗も、全て【和人(日本民族)】に同化するのが当たり前だろう、お馬鹿さん
    と、思っていらっしゃるのなら、まあ筋が通った論理にはなりますけど(そう言われると、顔を真っ赤にして「不正や利権に言及すると差別主義者のレッテル貼るのは反日左翼の常套手段ニダ!!」って位置出すか、「アイヌは自ら好んで同化してきたんだ」とか言い出すんでしょうけど。)

  9. そもそも戦後にGHQがアイヌ系に対し、独立の可否を問うたところ、日本人として生きていくことを選んだ
    それを今更日本人とは違うとか、トンチンカンなことを言い出すのはお馬鹿さん

  10. 議員に前提知識として知っておいて欲しいことは、
    民族というのは、特定の概念への帰属意識を共有する人達の集まりのことで、客観的基準を設けることのできないものです。
    各人が自分は何民族だと認識しているか、という主観のことです。
    他人が「あっ、この人は○○民族だ」って外部から判断したり定義したりすることは出来ません。
    「お前らなんか俺の想像する○○民族じゃない。○○民族なら××みたいな格好しろよ」というのは、無知な人間の勝手な思い込みでしかありません。
    私たち自分を日本民族だと思い込んでいる者達も、サムライでもニンジャでもゲイシャでもないくせに、自分は日本民族だと思い込んでいるわけです。
    そしてそれは「民族」という考え方においては間違いではないのです。
    「日本民族はサムライ・ニンジャ・ゲイシャのことだ!」と思っている人が無知なだけなのです。
    保護政策に問題があるのであれば、保護政策の認定制度を修正するべきです。
    民族の定義を捻曲げたり、民族の存在を否定したりすることは間違いです。
    議員も最初はそういった主旨の発言だったはずですが、最初の誤りを取り繕おうとしたがために、最近は本筋を離れたところで嘘や曲解ともとれる議員としてあるまじき発言ばかりが増えているように思えます。
    民族に関した発言については素直に間違いだったと誤りを認め、保護政策の問題について論点を戻すべきです。
    問われているのは政治家としての態度かと思います。

  11. 自分の意見を正当化する為の単なる水掛け論化してやいませんか?
    そもそもこの記事を書いた方が真の意味でこの記事を書いているのかどうかも実際にはわかりません。
    差別されているからこそ、『アイヌも日本人と一緒なんだ、だから差別しないでほしい』という意味で書いている可能性だって無くは無いと思います。
    が、もはやここまで話を引っ張るのもいかがなものかと。
    正直、幼稚。

  12. 以前から何度も出ていた、新しくない問題

    そう!
    内部告発や、外部からの指摘の声が今まで何度も何度も潰されてきています。
    今はネットが発達していますから、朝日新聞のようにジワジワと周りから声を上げていけます。
    この際、金子議員がどうとかどうでもよく、これからは私達がこのアイヌ利権を風化させませんよ。

  13. 【アイヌ・利権】や【アイヌ民族党】でググると色んなの出て来ますよ。
    皆さんこの機会に勉強しましょう。

    例えば…
    【北海道における『アイヌ』の定義】です。
    それはこうなっております。
    ・地域社会でアイヌの血を受け継いでいると思われる人。
    ・また、婚姻・養子縁組等により、それらの方と同一の生計を営んでいる人。
    ・自己申告者のみ対象
    要するに 【推定+血統無視+自己申告】
    これが北海道の認めるアイヌの定義です。
    そして、ある程度有名な問題で、「北海道が貸し付けた『アイヌ大学支援』名義の25億円のうち、21億円の返済が免除」という一件の最中にも、社団法人北海道ウタリ(アイヌ)協会羅臼支部の会員問題で、96年に2人だった会員数が、翌年に100倍になったり、急に減ったりしていたりします。
    酷い例だと一家四人が修学w
    10年放置、実際は通ってない。など

  14. 北大新聞会って、もうないんだね。
    著作権は切れてるとはいえ、自分たちが守ってきた新聞がこんな風に使われるのをみたら悲しいだろうな。高校時代に新聞部だった私からすれば、こんな使い方されたら何かできるわけじゃないけど絶対に許せないよ。
    金子議員は読解力というよりも、想像力がないと思う。現代人の目で50年以上前の知里北大教授の言葉を見てるから、アイヌ系日本人とか、アイヌ文化は絶滅したっていうのを文字通りの意味に理解したんじゃないかな。
    アイヌ利権の問題って昔から指摘されてて、議員が指摘する以前から何度も問題になってるから別に新しい問題に切り込んだわけでもないし。アイヌが先住民族だっていう話ももうとりあえず決着してるわけじゃない?
    定義がないって言ってるけど、それはそんな容易に定義できるものなのかな?血の濃さが重要なの?法律上の地位は?アイヌらしい原始的な生活してないとだめなの?そもそも純粋なアイヌってなに?って感じで定義できないから現状よくわからなくなってるわけでしょ?なにか補償の必要とアイヌの現状っていうジレンマを解消する画期的な案があるの?定義ができないなら補償できないっていうのもなんだか不誠実に見えるよね。
    それで、アイヌはいたけど、今はいなくて、エセアイヌが利権を食い荒らしてるって断言しちゃうのは横暴だよね。エセとエセじゃないのが混じってるっていうならまだわかるけど、全部まるっとエセだっていうのは言いすぎだよね。
    学術的にも政治的にもほぼ確立した土台を打ち壊すようなことをするっていうのはなんというか目立ちたいだけにみえるよ。
    本質をみろってコメントしている人もいるけど、この記事って「アイヌはもういない」っていうことをどうにか正当化しようとしているわけだから、十分「アイヌはもういない」っていう部分も本質化してるよね。
    最初の段階で言い方が悪かったと別に謝罪をしなくても訂正しておけばこんなことにならなかったのに、自分の主張はすべて正しいっていう前提だから、そのすべてについて正しいことを証明しなくちゃいけなくなって、どうしようもなくなってるんだろうな。

  15. >「かつてイメージされていたような昔アイヌの方は今はいない。なので国策として国民の税金を投入してアイヌ文化を残そうとしている。」
    では。。。
    【かつてのイメージ】って【同化政策時代のアイヌ民族】のことか???
    もし、そうだったとしたら。。。
    現代人のイメージと異なるアイヌ民族の文化は、国策として国税を投じて残してはいけないのか?
    馬鹿も休み休み言いなさいw
    ならば、歌舞伎などの芸能文化も相撲などの国技はどうなるの?
    現代人のイメージと異なるから、それらの文化も残す必要はないということにもならないか?
    アイヌ文化だけ、国税を投じる必要ないというのは、それこそ【偏見と差別】になるだろう?

  16. おはようございます。
    こちらのコメントを全部読ませていただきました。
    市議への反論コメントがだんだんすり替わっておりますが、市議に抗議する方は、何故話をすりかえているのでしょうか。
    問題は
    「かつてイメージされていたような昔アイヌの方は今はいない。なので国策として国民の税金を投入してアイヌ文化を残そうとしている。」
    「莫大な補助金目当てに多くの人々がアイヌを名乗り、特権を受けている。」
    「そのことを世間に知らしめた金子市議への弾圧が始まっている。」
    ということではないのですか。
    まともな政治をする政治家をつるし上げて、議員辞職に追い込んでいく勢力は確かに存在していますが、どうやらこちらのブログにも沢山いらしているようですね。

  17. 全く持って もく さんのいわれた通りです。
    曲解も甚だしい。
    私の県民税から補助されたところの、千葉県で三番目くらいの公立校で教育を受け、
    私の国税がつぎ込まれたかもしれない東京大学の経済学部をギリギリのご成績でご卒業になられたというのに、
    公人足るに必要な社会的な常識や、想像力、理解力が身に付いておられないのが残念でなりません。
    兵庫県出身で関東で教育を受け、なんの繋がりもない北海道でお仕事を失って、
    どういう経緯でそのまま居残って市議になられたのかは存じ上げませんが、
    なにか意見を発信するならば最低限の学習や取材は必要です。
    放送局にもお勤めだったようですし、「ウラをとる」ということは大事なことです。
    それが公人であるならなおさらです。
    もう一度、江戸末期からの歴史のながれや、当時の政府の行い、その後の実情、
    国連での決議をはじめとする国際的な動き、
    それを受けた日本政府の対応など、
    もう一度勉強してみたらいかがでしょうか?

  18. 金子氏の発言や金子氏の支持者のコメントを見ていると、
    まだまだ根強い民族差別があるんだなぁと言うことを痛感する。

  19. 『アイヌの件ですが。
    いじめたほうが「いまはいじめてないから許せよ」っていうのは、傲慢すぎるとおもいます。どんだけ上から目線なんだか。』
    えーと。揚げ足とりっぼくなるかもですが・・・
    「もういじめないから、水に流そうぜ」
    ってのは確かにアレかもしれないですが
    いつまでも謝罪しろ、罪悪感持てって言われ続けるのもまた酷な話かもしれません。
    ただ、まあ、あれですよね
    「昔いじめてたかもしれないけど、結果
    俺の子分になったんだから、どーでもいいだろ」
    的な事を思ってる人も居るんですよね。
    もうちょっと別な例えで(あくまで例え話ですよ)
    虐めで自殺した子に対して
    「死ぬほど辛いなら、親に言うなり学校辞めるなりできただろ。死ぬ気でいじめっ子に殴りかかれよ」みたいな事を言う人もいますが。一見、冷たい考えにも見えますが「自殺だけはしないでくれ」と言う思いの末の言葉かもしれません。
    ただね、これを「虐めた側」が言ったら流石にどーなんだ?って思う訳ですが、その辺が分からない人も居るみたいで、なんとも残念です。

  20. アイヌ問題を適切に扱えるシステムが無いというのは、
    あくまでシステムの問題であり、アイヌの問題ではない。
    現行のシステムでアイヌ問題を扱えないからといって、
    アイヌ自体を無かったことにするのは完全におかしい。
    こんな無責任な責任転嫁を支持する人達がいるのには驚きだ。