渋谷区役所はいい加減なお役所です。
公文書を平気で偽造するし、議会で追及されて言い逃れできなくなると、
「職員がかわいそう」と区長が言い放ってしまうところです。
公共調達の発注情報がお友達の業者に事前に漏れている。
こうなると官製談合の疑いがあり、同時に犯罪でもあるわけですが、
バレても絶対に謝らないのが長谷部区長です。
ノラリクラリと追及をかわす長谷部区長のポーカーフェイスを動画でご注目ください。
文字で読みたい方は下にスクロールしてご覧ください。
下記は区議会事務局がまとめた議事録を見やすく転記したものです。
金子快之 一般質問
私からは、区長、教育長に四点、大きくお尋ねをさせていただきます。
まず一項目め、公募型プロポーザルの不祥事とその対策について伺います。
公募型プロポーザルというのは、民間の事業者に技術提案を求めて、その価格ではなく、品質の競争を促すものでありますけれども、渋谷区では、その本来の趣旨とは異なり、若干不適切な事例がかいま見られるようであります。
本日は二つ取り上げまして、御質問させていただきます。
税務課の大量帳票印字委託業務で不正
まず一つ目、本年二月に公募した税務課の大量帳票印字委託業務についてです。
印刷物の郵送というのは、民間企業の競争が激しく、単価契約として入札で安い業者を選ぶのが一般的だと思います。
しかし、実際に、前年までは入札だったわけですけれども、今年は公募プロポーザルに変えました。
ところが、結果、公募に応募したのは前年と同じ業者一社だけだったということが、私の調査で分かりました。
一社しか応募がないと公募の意味がございません。結果的には、技術面でも価格面でも競争が働かなかったということで、公募は失敗したことになります。今回のその公募の失敗、どのように受け止めておられるか伺います。
そして、一社しか応募がなかった、これには実は訳があります。区の内規では、公募期間は十四日以上と決められていますけれども、この公募ではその半分の一週間で締め切っています。内規違反で大問題ではないでしょうか。
そして、公募期間を広く取れば取るほど、多くの業者の目に触れて、新たな提案を受けられる可能性が広がるわけです。
しかし、税務課では、この公募を世間に見せたくなかったのでしょうか。あるいは、本当は、今の業者と癒着をしていて、他社が新規参入できないように工作したのではないでしょうか。こう邪推されても仕方がない状況です。
私が所管にお尋ねをしましたところ、年度末で日程が詰まっていたためだとの言い訳でした。しかし、新年度に向けて計画的に仕事を準備すれば、最低十四日間の公募期間は確保できたはずであります。
そこで質問。内規に反して一週間で公募を締め切ったのは、一体誰の判断ですか。責任者はどなたでしょうか。
そして、他社を新規加入させないようにわざと高いハードルを設けたのではないか。
また、公募プロポーザルは、多くの業者さんに参加していただかないと意味がないと思います。今回のような事案を再発を防ぐために、また業者との癒着、不正を防止するために今後どのような対策を考えているか、お答えいただきたいと思います。
地域子育て支援拠点(ネウボラ)の運営事業者公募で不正
二つ目の事例は、私が一定でもお尋ねいたしました、地域子育て支援拠点の運営事業者の公募プロポーザルについてであります。
区長は、一定の答弁では、透明性と公平性を確保した上で業者さんを選定し、公私混同と考えていないと答弁をされました。
しかし、情報公開で資料を取り寄せてみたところ、様々な疑惑が浮かんでまいりました。疑念です。失礼しました。
まず、見積り金額の評価が途中で闇に葬られていた点であります。
今、ディスプレーで御覧いただいておりますこの見積り金額、選定過程では、当初、提案内容と事業費見積りの両方の面から評価することになっておりました。
提案内容では、まちの研究所コンソーシアムさんが高得点だと、これは議会でも報告されております。
しかし、御覧いただいておりますこの提案の見積り金額、これは、御覧の表は議会に公開されておりません。
そしてこの資料によりますと、三番目のC社が選ばれたわけですけれども、この選ばれたまちの研究所コンソーシアムさんが、見積りは実は一番高いんです。C社は九千七百万、二番目の会社が四千九百万ちょっと、一番安い会社は四千万ということで、約二倍以上の差があります。つまり、予算が二倍以上違っていたら、これ、品質の比較対象になり得ないのではないでしょうか。
ところが、各社のプレゼン、三社のプレゼンが終わった後に、選定委員会は何と後づけでこの評価基準を変更し、見積り金額の評価はやめにしてしまいました。この表の評価をやめにしてしまったということです。提案書がそろってから評価基準を変えるのは不公平ではないでしょうか。
業者の選定基準自体が後出しで、結論に合わせて変更自由自在では、選定過程がブラックボックスと言われても仕方がありません。これでは、まちの研究所さんが選ばれるように評価方式を変えたと言われても仕方がないのではないでしょうか。
ここで質問です。見積り金額の評価を取りやめにしたのは、一体誰が言い出したのですか。選定委員会の委員長ですか、あるいはほかの委員なのか。
そして、評価基準の変更は結論を左右する重大な意思決定ですが、選定委員会では、その採決を採ったのでしょうか。
また、入手した選定委員会の議事録によりますと、その経緯が全く記録されておりません。そもそも選定委員会で、定足数、会議の出席者すら記録されていない。こんな状況で、公平性と透明性が確保されると言えるのでしょうか。
また、選定の人選に問題があります。特定の人物が選定委員に影響力を行使し得るならば、公平な競争とは言えません。
このプロポーザルでは、選定委員の大多数が、区長が人事権を持つ職員です。
選ばれた事業者であるまちの研究所の社長さんは、区長の応援団を自称されている方であります。となると、プロポーザルの公平性を期するために、職員は利害関係者として除斥すべきではなかったでしょうか。
また、この外部委員、三名の外部委員の先生が入っていますけれども、どのような指摘があったのか、御説明をお願いいたします。
発注情報漏えい、公文書改ざんの疑い
そして、次、今、発注情報漏えい、公文書改ざんの疑いについての項目に移ります。
今申し上げました、こちらのネウボラの疑惑を調査する中で、さらに大きな問題点に私は気がつきました。それは、事前に公募情報が漏れているということであります。
今、御覧いただいておりますこのディスプレー、事業者が出した提案書の図面なんですけれども、よく見ると、作成日、図面の作成日が令和元年十一月二十八日になっております。
ところが、一枚めくっていただきまして、区の募集要項では、公募が十二月二日から始まっております。十二月二日から二十三日まで。
つまり、区がプロポーザルを公募する前に、既に業者は提案書の図面を作成しているということが分かるわけです。
これは、公募情報が事前に業者に漏れているということです。
一体誰が公募情報を業者に漏らしたのか。事前に所管に尋ねましたけれども、
「分からない、調べてみます」
と、こういう回答でありました。その後の調査結果をお答えいただきたいと思います。
さらに、業者さんの提案書をよく見てみますと、無印良品の見積書がついておりまして、なぜかその宛名は渋谷区になっております。
本来であれば、提案段階ですから、見積書の宛名は業者さん宛てになるべきだと思うんですけれども、あたかもプロポーザル実施前に業者が内定していたかの構図に見えるわけです。
まだプロポーザルの結果は決まっていないのに、渋谷区宛ての見積書はおかしくないでしょうか。まちの研究所を交えて、業者は出来レースで決まっていたのではないかと、この疑問に答えていただきたいと思います。
公文書改ざんの疑い
さらに、公文書改ざんの疑いまで発見いたしました。
私が情報公開で入手をしたまちの研究所の企画提案書には、受付印が押してありませんでした。受付印は公募期間内に書類が提出されたことを裏づける大事な証拠であります。もし期間外であれば、その受付は失格になるわけですから、受付印を押していないということはあり得ません。
業者には受付印を押して控えを交付するはずなんですけれども、その旨を私が指摘しましたところ、何と翌日所管は、受付印を押した書類を私の元にコピーを提出いたしました。後で受付印を押してきたということです。
日付を遡って、一月二十二日付の受付印を、私の手元に四月八日に提供しました。これは公文書偽造ではないでしょうか。
ここで質問。なぜ受付印をバックデートして隠蔽工作を図ったのでしょうか。そもそも企画提案書には、ワープロ打ちの表紙に、業者さんの社名のゴム印と社判が後づけで既に押してあります。企画提案書自体が後づけで作成されていた疑いすらあるわけです。
受付印の日付を自由に書き換えているとなると、全庁的に文書の受付管理が適切に行われていない可能性があります。きちんと調査していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
また、公募プロポーザルによる事業者選定に当たっては、納税者の疑念を招くことがないように、ホームページ等で適切に情報を示すべきでないかと思いますが、いかがでしょうか。
危険な高所作業
次の質問に移ります。
学校における危険な高所作業の実態についてでございます。
こちらは動画になっておりますけれども御覧ください。去る二月二十五日、神南小学校においての映像です。
体育館のところで、作業員の方が、命綱もつけず、ヘルメットもつけず、窓枠にしがみついて、配管の上を伝いながら、体育館の二階の高所作業を、高所の窓掃除をしておられます。危ないと思いませんか。見張りもおりませんし、どう考えても労働安全衛生法違反であります。労働者の人命をあまりに軽視しているのではないか。学校の安全管理体制はどうなっているのか、事件が発生した経緯と今後の改善策を御説明いただきたいと思います。
また、他の学校でも同様な高所作業が行われている可能性があると思いますけれども、実態を調査していただきたい。いかがでしょうか。
最後に、一階の飲食店スペースについてお尋ねをいたします。
四月の上旬、突然、一階の飲食店が閉店いたしました。
鹿児島市との観光協定の下に五年間の契約でオープンしましたけれども、僅か一年足らず、しかも新年度に入って突然の閉店で、誠に残念であります。一体何があったのか。お店はコロナ禍で苦しんでいたのではないかと思います。
鹿児島から出店した事業者の無念は察するに思いが余りあるところであります。
賃料減免など、経営支援はできなかったのでしょうか。
鹿児島市との友好関係にも影響が出ることを懸念いたします。
今後のスペース利活用策も含め、一連の経緯について御説明をお願いいたします。
以上、区長、教育長、答弁をよろしくお願いいたします。
区長(長谷部健) 答弁一回目
れいわ渋谷、金子快之議員の一般質問に順次お答えいたします。
まず初めに、税務課の大量帳票印字委託業務について一括してお答えいたします。
令和三年一月に新基幹業務システム導入の計画をしており、これに伴い、民間企業へ委託している帳票の仕様やシステム連携等が変更されます。
このため、この新基幹業務システムを利用する全ての所管課の業務の効率性、統一性を高め、かつ高品質の成果物を限られた期間内に納品できる業者を募る必要があったため、単なる金額による競争でなく、プロポーザル方式としたものです。
公表期間は、システム導入の現況下における開発・検証スケジュールがタイトになっていることから、選定委員会において総合的な判断で八日間に決定したものです。
結果的に一社しか応募がありませんでしたが、渋谷区プロポーザル方式実施要綱にのっとり、適正に事業者選定を行ったものです。
したがって、議員の御指摘は全く的外れなものであり、そのような事実は一切ありません。
なお、今回も複数の事業者にお声がけを行っておりましたが、今後も丁寧な周知に努めます。
次に、地域子育て支援拠点の運営事業者選定について、及び発注情報漏えい、公文書改ざんの疑いについて一括してお答えします。
初めに申し上げておきますが、地域子育て支援拠点の運営事業者選定及び発注情報漏えい、公文書改ざんの疑いについては、議員の御指摘のような事実はありません。
評価表の二の事業費の評価については、算出期間など算定方法が各社まちまちのため、委員全員が出席した選定委員会の総意で評価から外しました。
仮に委託経費の評価点を加味しても、評価結果に影響を与えるものではありませんでした。これについては議事録に記録しています。
職員を委員とすることは、渋谷区プロポーザル方式実施要綱に規定されています。
外部委員からはどのような指摘があったかについては、一回目の選定委員会で、経営状況等の評価について、専門家を入れたほうがよいのではないか。また、二回目の事業者のプレゼンテーションでは施設長の経歴、移動時間が短いこと、非常勤職員の時給が低いことや配置職員数が少ないこと、区が提案された金額を支出できない場合の対応、臨床心理士を説明者とした意味、東京大学とのパートナーシップの内容等の質問がありました。
誰が公募情報を業者に漏らしたかとの指摘については、公募開始前に情報提供した事実はありません。
公募プロポーザルをやる前に決まっていたのではないかとの指摘については、そのような事実はありません。株式会社良品計画は、協力企業として参加しており、プロポーザル提案書を渋谷区に出すことから宛名を渋谷区としたものと推測され、他意はないと考えられます。
受付印を加工して隠蔽工作を図ったのかという指摘については、そのような事実はなく、情報公開資料に収受印がないものを提出したためです。本書には収受印は押印済みです。
C社の企画提案書自体が後づけだったのではないか。また、公文書受付印の管理が適切に行われていないのではないかという指摘については、そのような事実はなく、文書収受は適正に行っています。
ホームページ等で適正に情報公開すべきではないかという指摘については、二月下旬に選定結果を区ホームページに公開しています。
次に、庁舎一階の飲食店についてのお尋ねですが、一括してお答えします。
昨日、立憲民主党渋谷、中田喬士議員にお答えしたとおり、一階の飲食店が事業者側の都合により閉店したため、今後は利用者の利便性も考えながら、様々なアイデアを検討していきたいと考えています。また、厨房スペースを利用する事業者に対しては、一年ごとに行政財産の使用を許可し、使用料を減免することなく徴収しています。
なお、本区と鹿児島市との友好関係については、何ら変わりはありません。
以上、私からの答弁といたします。
教育長(豊岡弘敏)答弁
私には、学校における高所作業についてのお尋ねがありました。一括してお答えをいたします。
議員から御質問をいただいた件については、神南小学校体育館の床面清掃と窓ガラス清掃を受託していた事業者の作業員が、当日、体育館の利用があったため、当初予定していた床清掃に替わり、急遽、後日予定していた窓ガラス清掃を、安全帯を装着せずに実施したものです。
事実確認後、所管課では、速やかに事業者に作業を中止させ、同時に厳重注意を行い、再発防止のため、従業員教育や安全管理、業務の見直し等を指示しました。また、翌日には、事業者による労働管理講習会の実施を確認しています。
教育委員会としては、日頃から委託事業者に対しては関係法令の遵守の徹底を求めていますが、改めて委託事業者に対し、労働安全衛生法の遵守等をさらに徹底するよう指導してまいります。
以上、私からの答弁とさせていただきます。
金子快之 再質問1回目
今、区長から答弁いただきました。
まず、最初に申し上げた税務の委託業務につきまして、全く的外れであるという驚きの答弁がありました。これは、区の内規におきまして、公募は最低十四日間以上やらなきゃならないと書いてあるにもかかわらず、この原局では一週間で締め切っている。これ、内規に違反しているんですよ、全く的外れってことはないと思うんですけれども、少なくとも、内規には違反していることは、それは認めますよね。
その上で、令和三年度に向けて何やらという説明がありましたけれども、今回の業務は、令和二年度の業務に対する公募プロポーザルですからね。その翌年のことを持ち出して今年これでいいでしょというのは、それはちょっと、一年間ずれていませんか。ちゃんとこれを答えてください。
それから、二番目の地域子育て支援拠点のことについて、これ事実はないとおっしゃっていましたけれども、私はディスプレーで皆さんに見ていただいたこの書類というのは、情報公開請求で頂いた書類で、その情報公開請求で出した書類が間違っていたということですか。事実でないって、そういうことになりますけれども、その書類を出して、私が頂いた情報公開の書類、それは事実じゃないのか、どっちなのか、それをちゃんと答えてください。
書類がね、事実じゃないとおっしゃったと思うんですけれども、私がもらったのは、公文書の控えをもらっているわけです。それを見ていただいているんですけれども、私が書類を作っているわけじゃありませんからね。
それから、先ほど皆さんに見ていただきました数字の件です。金額が倍以上違うんです。事業費が倍も違って、品質の競争できると思いますか。そもそもこれは選定基準が間違っていたんじゃないかという御質問を先ほどさせていただいたんですけれども、あまり私の質問は理解していただけず、そういう御答弁になったものと思いますので、もう一度、お考えをお聞かせいただければと思います。
それから、受付印の件です。受付印には、先ほど見ていただいた、受付印を押していないものが私の手元に情報公開でやってまいりました。受付印を押してありませんねと原局の責任者の方に言いましたところ、受付印を押したものが後日提出されたんです。
区長の答弁では、受付印、もともと押してあったということになりますけれども、私が情報公開でもらったものは受付印なかったんです。つまり、後で受付印を押したんですよ。それを認めないんですか。
ちょっともう一回それを考えて、多分答弁間違いだと思うので、きちんとお答えください。後で受付印を書き換えるって、それはあり得ないことだと思いますので、誤解がないように御答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。
区長(長谷部健) 再答弁1回目
金子議員の再質問に順次お答えします。
まず、最初のプロポーザルの七日間になっていることについてですが、これ、プロポーザル方式実践要綱、第七条第三項に、公表日より十四日間以上とする。ただし特別な事情がある場合は公表日より七日以上でその期間を短縮することができるというふうになっております。特別な事情については先ほど御説明したとおりです。
あとは二月にやったことということですが、これは事前にやることに何の問題もないという認識です。
あと、ネウボラのほうについてのお問合せで、渡した書類、多分、情報公開請求をされてお出しした書類が、最初の日付が入っていなくて、後で入っていた日付、後で日付が入ったのを改ざんしたんじゃないかということだと思いますが、これ、多分、お渡しするときに職員のほうから説明もあったと思うんですが、最初は、本書じゃないものをコピーして渡してしまったということだったと聞いています。なので、本書はありまして、その本書をコピーしたものを出し直したというのは、後で渡したものです。そういうふうに御理解いただければ分かるんじゃないかなというふうに思います。
以上、答弁といたします。
金子快之 再質問2回目
今、答弁いただきました。
一つ答弁漏れがあったので後で申し上げますけれども、まず、税のほうからいきます。
特別な規定によると、特別な事情がある場合はその限りでないという、その特別規定、これ現場の課長が言っていたことと同じなんですけれども、特別な規定というのは、皆さんが、誰が聞いてもそうだと思う特別な何かのものがあるのであれば、そうかもしれませんけれども、結果的にこれ、その特別なルールを使った結果、事業者が一社しか応募しなくて、今と同じ業者になってしまった結果、競争が働かなかった。これ、駄目でしょうということを申し上げているので、まず、きちんと内規どおりやってもらいたい。そういうことを理解してほしいということです。ちゃんと理解してもらったかどうか、御答弁いただきたいと思います。
それから、子育て拠点の質問、一つ答えていないことがあるんですけれども、まず、日付のことです。提案書、業者が持っている提案書の日付が、公募前の日付が入っているんですけれども、これは業者に情報が漏れていたということじゃありませんかという話をしているんです。その前段階として、この書類は事実でないとおっしゃっているので、いや事実ですと、こういう話なんです。
なぜ業者が先にこの情報を持って書類を作っていたのか。誰かが情報を漏らしたということだと思うんですけれども、そうじゃないのか、答えていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それから、受付印の改ざんの話、もともと私の手元にあったものと違うものがあるということは、じゃ情報公開で二種類公文書を作っているということなのか。どっちが正しいのか。私がもらったものは、もともと押していなかったところに後で受付印を押してきたんです。これは間違いない。確認してください。お願いします。
○議長(下嶋倫朗) 金子さん、今、二つ質問しましたか。
◆八番(金子快之) 三つです。
○議長(下嶋倫朗) 今、三つ質問したんだね。語尾をきちっと言っていただかないと、質問しますと言っていただかないとちょっと分からない点があるので、よろしくお願いします。
長谷部区長。
区長(長谷部健)再答弁2回目
金子議員の再々質問にお答えいたします。
まずは、先ほど特別な理由ということですけれども、御理解いただけていないので、もう一度説明します。
令和三年一月に新基幹業務システムの導入を計画しています。これに伴い、民間企業へ委託している帳票の仕様やシステム連携等が変更されます。
このため、新基幹業務システムを利用する全ての所管課の業務の効率性、統一性を高め、かつ高品質の成果物を限られた期間内に納品できる事業者を募る必要があったためです。ですので、単なる金額ではなくて、プロポーザル方式としました。
さらに、この開発含めて、かなり時間がかかるものです。実際にその開発検証のスケジュールがタイトになっているということで選定委員会のほうで総合的に判断したということで、御理解いただけるかというふうに思います。
図面の日付については、もう一度確認しますけれども、作っているのはC社であるのは確かに間違いないというふうに思います。私は、それ以上は今ここでは分かりません。
あともう一つが、お渡しした書類の件ですけれども、最初にお渡ししたのが、多分その職員も説明したというふうに思いますが、本書じゃないもの、事前に出てきていたもののコピーをお渡ししてしまったそうです。ですので、それを指摘されて間違ったということで、本書のほうをお渡ししているというふうに伺っています。
なので、確かにミスがあった、間違いがあったということではありますが、それをもって不正だというふうに言われてしまうと、さすがにちょっと職員もかわいそうかなという気がしますが、御理解いただければというふうに思います。
金子快之 残り時間でまとめ
答弁いただきまして、ありがとうございました。
何か話が若干平行線のところがありましたけれども、プロポーザル自体、責めているわけでありません。適切にやってほしいということですので、区長がお得意な情報公開、きちんと説明責任を尽くしてやっていただきたいということをお願い申し上げます。
以上です。ありがとうございました。
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