「アイヌ差別発言究明共同実行委員会」(木幡寛事務局長)から8月22日に公開質問状を受け取りました。
これについて本日、同委員会に郵送で回答するとともに、報道機関にも公開しました。
回答内容は下記のとおりです。
平成26年8月29日
アイヌ差別発言究明共同実行委員会御中
8月22日付公開質問状について(ご回答)
札幌市議会議員 金子やすゆき
この度は公開質問状をお寄せいただいたことに感謝申し上げます。
下記の通りご返信申し上げますので、何卒ご理解を賜りたいと存じます。
なお、質問状には質問だけでなく要望、引用、ご主張などが多岐にわたるため、恐縮ながら当方で要点を整理して回答させていただくことを御容赦ください。
回答がご希望の期日より遅くなりお詫び申し上げます。
なお、質問状には質問だけでなく要望、引用、ご主張などが多岐にわたるため、恐縮ながら当方で要点を整理して回答させていただくことを御容赦ください。
回答がご希望の期日より遅くなりお詫び申し上げます。
記
質問1.
「アイヌ民族はもういない発言の真意」「アイヌ民族精神文化事業を否定するのか」との質問に対して回答
北海道のそれぞれの地域でアイヌの人々が暮らし、祖先から受け継いた文化や歴史を大切に育んでおられることはもちろん承知しており、とても尊いことと敬意を表する次第です。
私の発言は決してアイヌの人々を貶めたり、その文化や歴史を否定する意図ではないことをまずご理解いただきたいと存じます。
その上で私が述べた「民族」とは宗教や言語、文化、歴史などを共有し、自治権や国家形成などの政治的な要求を持つ集団の意味とされており、かかる意味でのアイヌ「民族」やその他「民族」との対立構造は北海道内に存在しないものと認識しています。
そのなかで札幌市や北海道が行っているアイヌ「民族」に対する補助政策について、その定義が不明確であること、また運用の実態にもさまざまな問題がみられることなど、市民から厳しい批判が寄せられています。
私の発言は、これらの観点からアイヌ政策全般について問題提起を行っているものです。
北海道のそれぞれの地域でアイヌの人々が暮らし、祖先から受け継いた文化や歴史を大切に育んでおられることはもちろん承知しており、とても尊いことと敬意を表する次第です。
私の発言は決してアイヌの人々を貶めたり、その文化や歴史を否定する意図ではないことをまずご理解いただきたいと存じます。
その上で私が述べた「民族」とは宗教や言語、文化、歴史などを共有し、自治権や国家形成などの政治的な要求を持つ集団の意味とされており、かかる意味でのアイヌ「民族」やその他「民族」との対立構造は北海道内に存在しないものと認識しています。
そのなかで札幌市や北海道が行っているアイヌ「民族」に対する補助政策について、その定義が不明確であること、また運用の実態にもさまざまな問題がみられることなど、市民から厳しい批判が寄せられています。
私の発言は、これらの観点からアイヌ政策全般について問題提起を行っているものです。
質問2.「アイヌ協会に属しないアイヌ民族も否定し、死ねというのか」との質問に対して
回答
平成18年の北海道調査でアイヌの人々(定義:アイヌの血を受け継いでいると思われる方、また、婚姻、養子縁組等によりそれらと同一の生計を営んでいる方)は23,782人である一方で、北海道アイヌ協会の会員は2,700名(協会発表による)に過ぎないとのことですから、北海道アイヌ協会に属しないアイヌの人々が約9割であることは承知しております。
アイヌ協会に属しないアイヌの方を否定する意図はございません。
また、これらの方に「死ね」との言葉を述べたことはございません。質問3.「一部のアイヌ協会の利権幹部と真面目なアイヌの人々を区別して発言せよ」との主張について
平成18年の北海道調査でアイヌの人々(定義:アイヌの血を受け継いでいると思われる方、また、婚姻、養子縁組等によりそれらと同一の生計を営んでいる方)は23,782人である一方で、北海道アイヌ協会の会員は2,700名(協会発表による)に過ぎないとのことですから、北海道アイヌ協会に属しないアイヌの人々が約9割であることは承知しております。
アイヌ協会に属しないアイヌの方を否定する意図はございません。
また、これらの方に「死ね」との言葉を述べたことはございません。質問3.「一部のアイヌ協会の利権幹部と真面目なアイヌの人々を区別して発言せよ」との主張について
回答
不透明な利権を悪用しているのは、アイヌを称するごく一部の人々であることは過去の議会質疑や報道などでも明らかになっています。
真面目に暮らしているアイヌの人々がほとんどであることは申すまでもなく、これらの区別が不十分だとのご指摘は真摯に受け止め、真面目に暮らしているアイヌの方々にお詫びを申し上げます。
質問4.「2008年国会決議を認めないのか」との質問に対して
回答
- 「アイヌの人々が国連宣言に言う先住民族であるという状況にございません」(福田康夫総理答弁、平成19年10月3日衆議院本会議)
- 「アイヌの人々がこの宣言に言う先住民族であるかについては結論を下せる状況にない」(高村正彦大臣答弁、平成20年5月23日参議院沖縄北方特別委員会)
上記のように平成20年の国会決議直前まで、政府はアイヌを先住民族と判断していませんでした。
同年6月6日の国会決議はアイヌ民族を先住民族とすべく政府の方針を180度転換させるものですが、衆議院、参議院のいずれにおいても委員会審査を省略し、本会議でも一切の質疑もないまま簡易採決で可決されたものです。
国会決議の法的効力を否定するものではありませんが、かくも重大な政府の方針転換が国権の最高機関たる国会で一言の議論もないまま、わずか一日で決定された経緯に私は一国民として大きな疑問を感じており、今後も国民世論に基づく見直しが必要だと考えています。質問5.「平凡社大百科事典の改定経緯を知っているか」との質問に対して
同年6月6日の国会決議はアイヌ民族を先住民族とすべく政府の方針を180度転換させるものですが、衆議院、参議院のいずれにおいても委員会審査を省略し、本会議でも一切の質疑もないまま簡易採決で可決されたものです。
国会決議の法的効力を否定するものではありませんが、かくも重大な政府の方針転換が国権の最高機関たる国会で一言の議論もないまま、わずか一日で決定された経緯に私は一国民として大きな疑問を感じており、今後も国民世論に基づく見直しが必要だと考えています。質問5.「平凡社大百科事典の改定経緯を知っているか」との質問に対して
回答
ご質問にもあるように、出版社(平凡社)は北海道アイヌ協会から「差別」と抗議を受け、出版社の判断でかつて知里教授が担当したアイヌ民族の関する当該記述の訂正を決定したと承知しています。
出版の自由は現憲法で保障されており、差別を理由に出版社に圧力をかけ自らの主張に沿うように記述を変えさせること自体が問題であると考えます。
たとえ出版社が当該記述を削除したとしても、その学術上の見解が消滅するわけではありませんし、多様な国民世論と言論の自由を守る立場からも不適切な行為と言わざるを得ません。質問6.「旧土人保護法を持ちだしたような発言は公人として恥ずかしくないか」との質問について
ご質問にもあるように、出版社(平凡社)は北海道アイヌ協会から「差別」と抗議を受け、出版社の判断でかつて知里教授が担当したアイヌ民族の関する当該記述の訂正を決定したと承知しています。
出版の自由は現憲法で保障されており、差別を理由に出版社に圧力をかけ自らの主張に沿うように記述を変えさせること自体が問題であると考えます。
たとえ出版社が当該記述を削除したとしても、その学術上の見解が消滅するわけではありませんし、多様な国民世論と言論の自由を守る立場からも不適切な行為と言わざるを得ません。質問6.「旧土人保護法を持ちだしたような発言は公人として恥ずかしくないか」との質問について
回答
北海道旧土人保護法は、就農を希望するアイヌに無償で土地や農具、種子を交付し、自立支援を行うほか、小学校建設など教育奨励や生活扶助、社会福祉など幅広い観点からアイヌへの支援を行うことを定めた法律です。
保護法の成立を望んだのはアイヌ自身であり、その証しとして、帯広の酋長伏根弘三翁の令嬢シン子さんは保護法国会通過のお礼のために伊勢神宮に参拝し、次のような詩を詠んだといわれています。
北海道旧土人保護法は、就農を希望するアイヌに無償で土地や農具、種子を交付し、自立支援を行うほか、小学校建設など教育奨励や生活扶助、社会福祉など幅広い観点からアイヌへの支援を行うことを定めた法律です。
保護法の成立を望んだのはアイヌ自身であり、その証しとして、帯広の酋長伏根弘三翁の令嬢シン子さんは保護法国会通過のお礼のために伊勢神宮に参拝し、次のような詩を詠んだといわれています。
待焦れたる保護法は
今日両院を通過しぬ
想へば長き七歳の
努力は遂に報はれぬ
御法の光輝いや増して
ウタリの上に輝かん
『コタンの痕跡』(旧土人保護法とともに五十年:喜多章明)当時アイヌの人たちの悲願であった本法がいま、その法的使命を終えてすでに廃止となっていることは誠に感慨深いものと考えます。
なお、私の発言や政治信条と北海道旧土人保護法との直接的関連はありませんので、これについて公人として恥ずかしいとは認識しておりません。
今日両院を通過しぬ
想へば長き七歳の
努力は遂に報はれぬ
御法の光輝いや増して
ウタリの上に輝かん
『コタンの痕跡』(旧土人保護法とともに五十年:喜多章明)当時アイヌの人たちの悲願であった本法がいま、その法的使命を終えてすでに廃止となっていることは誠に感慨深いものと考えます。
なお、私の発言や政治信条と北海道旧土人保護法との直接的関連はありませんので、これについて公人として恥ずかしいとは認識しておりません。
質問7.「国際人権規約を知っているか」「人種・人権差別を助長するのではないか」との質問について回答
日本が国際人権規約を批准していることは承知しています。
質問1への回答で述べたとおり、民族の定義に基づき、かかる民族問題の存在を否定したものであり、人種・人権差別には当たらないと考えます。
なお、市民的及び政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights、ICCPR)には、法の下の平等とあらゆる差別の禁止、とともに思想・良心の自由、表現の自由が定められていることを申し添えます。
日本が国際人権規約を批准していることは承知しています。
質問1への回答で述べたとおり、民族の定義に基づき、かかる民族問題の存在を否定したものであり、人種・人権差別には当たらないと考えます。
なお、市民的及び政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights、ICCPR)には、法の下の平等とあらゆる差別の禁止、とともに思想・良心の自由、表現の自由が定められていることを申し添えます。
質問8.「真面目に生きているアイヌ民族に対して謝罪を」との要求について
回答
真面目に生きている方は大変素晴らしく、アイヌの人々であろうとどなたであろうと私は等しく敬意を表するものです。
ご要望の謝罪について、どの部分が「罪」なのか、また、どなたに謝罪すべきなのか、質問状からは読み取ることができませんでしたが、
質問3への回答でもお答えした通り、「一部のアイヌ協会の利権幹部と真面目なアイヌの人々を区別して発言せよ」との指摘に対しては、真面目に暮らしているアイヌの方々がほとんどであることは申すまでもなく、これらの区別が不十分だとのご指摘は真摯に受け止め、真面目に暮らしているアイヌの方々にお詫びを申し上げます。
なお、アイヌ差別発言究明共同実行委員会にはアイヌの人々以外の方も加入されているようですが、それらや諸外国の人々までも謝罪の対象ではないものと考えます。
以上
9月3日補記
団体名が「アイヌ差別発言糾弾共同実行委員会」ではなく、「アイヌ差別発言究明共同実行委員会」である旨、同委員会から訂正依頼を電話で受けました。
公開質問状の封筒には「糾弾」とある一方で、質問状には「究明」との記載を確認しました。
私を糾弾する意図ではなく、「話し合いによって理解を深めたい」との説明もいただきました。
両者を混同したことをお詫びしたうえで委員会の要請に従い、記事本文の「糾弾」の部分を「究明」に修正します。
コメント
アイヌ協会副理事w
http://koushinminzoku.blog117.fc2.com/
公明党が金子市議に対する発言に猛反発しているのは、アイヌの中には学会の会員が大量に居る。又アイヌ協会役員が表立って謝罪要求をするとなると、
先日、新聞でコメントを寄せていたアイヌ協会副理事などは、ここのブログに書かれているアイヌ利権の主犯格である以上、
表立ってはこれ以上出てこないかもしれないが、代打ちに何かしらの要求はさせるだろうが、そうであるならば金子市議の土俵である札幌市の中で行われているアイヌ政策の問題を全て表に出す必要がある。特に学会にとってはアイヌを使って北海道を乗っ取るのは至上命題!
前にも札幌大学のウレシパ修学資金につて書いたけれど、学会は「イオル再生事業」というアイヌの生活空間の再生と言う名目等ありとあらゆる手口でアイヌと共闘していることも皆さん頭の隅っこに置いて下さい。
公平的立場にあるその他の議員さんの説明にワクワクしますね。いわゆる議員としてふさわしくない点が問われるわけですから。議員としてふさわしいのが正解なのですよね?
産経新聞も掲載していたのですね。
http://sankei.jp.msn.com/smp/politics/news/140818/lcl14081813040001-s.htm
訓練を受けることができる状況に恵まれていて、訓練を受けて
才能が身に付く。或いは、訓練が受けることができる状況になることを努力してその場に存在する事を可能にした人が、才能を開花させる。才能ある人間とは、何ぞや?才能なんて人間ならば、全ての人がもっているわけであり、それが周囲に認められる才能であるということを開花した人達が、まだ開花されていない
才能を開花させる能力が携わっている。と、勝手な定義づけをすれば皆が才能を開花できていない現状があまりよろしくないのでは?
自分には才能があり、相手には才能が無いと発見できる才能があるならば、相手の才能を開花させる能力を自分の中で進化させることが自身の成長になるとは考えられませんか?
人類の存続より さん
>辞職勧告を発する機関は、どういう理由があり何故発することが出来るのかな。
>単純な民衆には分からない政治家の規則違反が発生したのか?
>或いは、政治家としての資質という曖昧な枠が存在しているのか?
>人間としての資質が存在し、それに反する人間は人間を辞める勧告を発する機関が?
議員としてふさわしくないと考えれば議案を出すことはできますが、実務上は刑事
事件の逮捕や立件がない限りは出されることは少ないですね。当然、決議案が可決
したとしても、「勧告」に従う法的な義務はありません。経緯はともかく全国的に
問題が知られてしまいましたから、他の議員も説明責任のある対応を迫られるのでは
ないでしょうか?
シャモ さん
>札幌市民さん
>
>なるほど。複雑な文脈が読めない人なんですね。とは言ってもそんなに複雑なものは書いてな>いんですがね。趣旨を把握できない理由が分かりました。
>
>この法案について「懇談会の報告書」でピンと来ないんですね。
「懇談会の報告書」よりも、委員会審議をかけず「簡易採決」で「全会一致」になったことや
「アイヌ民族を先住民族とする」決議ではなく「アイヌ民族を先住民族とすることを求める」
決議であることにピンと来てほしいんですがね。
「懇談会の報告書」が先に挙げられた福田内閣の談話だとしたら大きな誤解です。簡易決議の
前に、決議を受けての談話は物理的に存在し得ないですから。
辞職勧告を発する機関は、どういう理由があり何故発することが出来るのかな。単純な民衆には分からない政治家の規則違反が発生したのか?
或いは、政治家としての資質という曖昧な枠が存在しているのか?
人間としての資質が存在し、それに反する人間は人間を辞める勧告を発する機関が?
イチロー さん
官房長官や道知事に悪口を言いふらしてコメントをもらえば発言を撤回するだろうと
安易に考えていた連中は、思惑が外れて必死になっているのでしょう。
流れを考えれば議員辞職勧告決議案まで行く可能性は高いですが、「勧告」ですので
従う必要がありませんし、今までの経緯を考えれば金子市議も従わないでしょう。
(可決されても解散するまで辞職しなかった鈴木宗男さんのような方もいらっしゃ
いますし。)
長期的な議論は賛成です。金子市議は説明責任を果たされましたので、逆に市議会や
アイヌ協会に問い合わせたいことをこのブログででも集約して、議会で質問して頂き
たいですね。市議会に関しても、議事録を開示してもらって、誰が議員辞職勧告決議案
を出したのか、誰が賛成したのか、不正な利権の追及を誰が邪魔したのか議論したい
ですね。マスコミも自説の擁護のために、事実に明らかに反したことや他の団体を
貶めるようなことを書いていますので、こういうところで(http://8003.teacup.com/doshin/bbs)議論できればと思います。
方法はいろいろとあると思いますので、是非いろいろな方にご意見を頂きたいですね。
ここに来られる皆さんへ
ここで一つご提案なんですが これは時間のかかる案件ですので 一旦”停戦” としませんか?(ガザ&イスラエルみたい応酬を)
議会・学者・市民・アイヌ関係者etcを巻き込んでの 長期的に議論を進めることを提案します
議論より”金子憎し”だけの人は よそへ行ってください!
今の市議会の流れからいくと 彼の処遇は会派離脱勧告⇒(除名)⇒議員辞職勧告の流れです
彼を辞職に追い込んで 収束をさせようとしているのは ココに来られている方々ではありませんよね(皆さんは少なくとも議論や持論を展開しに来られている方ですよね?)
市民に偏った情報しか流さないマスコミとこの案件に触れたくない市議会議員ですよ
彼を辞職に追い込む勧告は 我々のここでの議論(言論)を不毛のものとする事と一緒ですよ
賛否両論の皆さん まずマスコミの偏向報道と議論を交わさない市議会 対して我々が声を上げましょう!
「市議会よ 市民の意見(ここでの議論)を無視するな!!」
「マスコミよ 多様な議論があることをその使命としてきちっと伝えよ!!」
もし彼に明確にとらねばならぬ責任があれば その議論の後におとりいただきたい
長々 すみません 皆さんのご意見賜りたい よろしくお願いします
札幌市民さん
なるほど。複雑な文脈が読めない人なんですね。とは言ってもそんなに複雑なものは書いてないんですがね。趣旨を把握できない理由が分かりました。
この法案について「懇談会の報告書」でピンと来ないんですね。
まずコメント者への誹謗中傷をやめませんか?
それでは、相手とレベルが一緒になり引きずり込まれてしまいます。
もっと進展していくような問題提起をし、それを打開していくコメントが見たいのです。
金子市議さん
マスコミへのコメントで、なぜ謝罪する必要があるんですか。と即座に返答したあなたにとても興味を持ちました。明確に対応した発言に凄く感銘を受けたのです。その後、一般の方か、特定された方かはわかりませんが、非難、或いは共鳴等の発言がたくさん出てきましたね。
対応するのもよろしいかとは思いますが、冷静に単純明解に芯がブレないことを、願っております。貴方に共感する者として、掘り下げた議論もよろしいのかとは思いますが、進展し進化する議論を期待しております。踏ん張れ金子さん。この事態を好機にかえることができる貴方に期待しております。
>Posted by 市民 at 2014年08月31日 13:59
>民族の定義は本来複数存在するんだけど
民族の意味は複数存在するなら、金子議員の民族の定義に対し
「持論展開がそもそも最初からずれている」と評するのはなぜか。
それは自分の定義が正しいという前提で、議員の定義が間違っている
という思い込みからでは。
>金子議員が目的意図とするのはアイヌ関係団体の不正行為と利権だった
>ものが、自ら「アイヌ民族はいない・・・」という部分的に切り取った
>失言ツイッターによって全てを否定した結果
一体何を言ってるのやら。
金子議員は「アイヌ関係団体の不正行為と利権」について語っているのに、
「アイヌ民族はいない・・・」だけを切り取って、レイシストだと罵った人達に
責任があるのであって、これを議員のせいにするとは呆れます。
友達に進められて当ブログを拝見しましたが、金子さんを批判している人達(ほとんど同一人物と思われ)は道民や真のアイヌ系の人ではないですね。どなたかが書いていた通り「こじつけ」。
>アイヌ民族のアイデンティティーを否定する卑劣な発言です。
まともなアイヌ系の人はそんな事ちっとも思ってないですよ。エセアイヌの代弁者ですか?
私の嫁はアイヌ系ですが、嫁も義父も今回の金子さんの発言を「よく言ってくれた、こんな薄汚い利権で金貰ってる奴は本当のアイヌじゃない」と言ってます。
特に酷いのは、正論さんに公開質問状を突き付けられた”千葉県のどこかから”なる人物の慌てっぷりと、その後、似非金子支持者なる人物による不貞腐れコメントには家族、友人等、皆失笑。とりあえず落ち着いて「風」でも読んで自分の恥ずかしい言動を見つめ直してください。
支持者の皆様、この様な輩は建前は「アイヌを守る」なんて大義名分で金子さんを批判しておりますが、必死すぎて痛々しいコメントの中に彼らの本音が透けて見えますよね。
冷静な札幌市民>これを論破したら、金子氏に札幌市税を払います。
↑こんな低レベルなコメントを堂々と書き込める神経、品性を疑ってしまう正に恥知らず。
まあ、きりがないのでこの辺りで。8月最後の日曜日を楽しみます。
金子先生、普通の札幌市民、普通のアイヌ系の人は皆応援しています。
核心を明確化し、さらに不適部分への指摘、説明がすばらしい。
と思います。
テレビで一度アイヌ問題の公開討論生放送のようなものやってくれないかな。
賛否様々な意見・感想・思想等出て来るけどこじんまりとした
特定団体のセミナーだとかは一方的だからさ。
結果結論は出ないかもしれないけど、それぞれの立場で
バラバラに主張しても都合の悪い所は隠すかんね。
もしテレビ局の方読んでいたら年内に特番やって欲しいな。
人間より さん
指名の無礼をお許し下さい。
僕も最初は金子議員を支持していた一人なのさ。
行動派として中央区民なんだけど東区民なら次期市議選に投票したいくらい。
だけどアイヌはもういないという趣旨を時系列で読み進めると
民族の定義は本来複数存在するんだけど彼の持論展開がそもそも最初から
ずれているから初期の段階で理論が不正に関係無関係問わず事典を
引用して賞賛したよね。
そもそもそれが言論の自由か暴力かという北大新聞の談話にしても
金子議員にしても理論ではなく血統の頭数つまり統計学上のデータを
根拠としているだけで少ないからとて否定するのは間違いなんさ。
確かに報道は偏っている部分はあるし僕はジャーナリストじゃないし
一市民で考え方の一つかもしんないけど少なくとも我々日本民族・
大和と称する者が北海道・サハリン(旧樺太)・千島列島の一部に
先住してはいなかったのは事実で、アイヌやニブフといった少数民族
が国家という形を持たずに民族として先住していたのは事実。
ここでは語りつくせぬ歴史を経て現代において謝った認識や制度
によって本来あるべき姿には戻せないけれど、民族としての誇りや
伝統を我々日本民族も含めて後世に残す努力をしないと必ず小は大を
兼れる諭で行けば「単一民族国家論」が台頭する可能性も秘めている
んじゃないかな。
金子議員が目的意図とするのはアイヌ関係団体の不正行為と利権だった
ものが、自ら「アイヌ民族はいない・・・」という部分的に切り取った
失言ツイッターによって全てを否定した結果、何日もかかって組み立てる
文章ではない公開質問に対する回答になってしまった。
そんな感じだね。
ししゃも(本物) さん
そうなんですよね。日本国の問題なんですよね。
先住民族の権利に関する国際連合宣言も宣言から採択まで20年以上かかって先住民族の
定義も限定的で反対する国もあるにもかかわらず、国会でろくに審議もせずに一日で全会
一致で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を決議しちゃいましたからね。
議案にもからくりがあって、国会が定義を決めて認定したわけではなく、あくまで政府に
「求めて」いるだけなんですよね。政府がそれを受けて認めたものの、政府関係者の
過去の答弁が金子市議のご指摘の通りですから、アイヌ民族の定義があやふやなのは
明らかです。
実務上も、アイヌ協会の言うとおり、婚姻・養子縁組等によりそれらの方と同一の生計を
営んでいる人まで先住民族と認めてしまっては、際限なく対象者が増える可能性があります
からその財源をどうするんだという問題も出てきます。理由はどうであれ、生活保護や各種
保護制度を現に利用できるわけですし。(このような制度を利用していないアイヌの人々が
ほとんであることも事実です。)
このような状況になったのは国会議員の不勉強と怠慢が原因ですから、問題提起を受けて、
問題の揉み消しではなくて、「アイヌの定義を確立し、アイヌ政策の見直し」の方に力を
入れて欲しいんですよね。現状のままでは、どこぞやの吉田証言や河野談話の流れと同じ
ように、歴史事実に基づかず、国会決議に基づいて、「先住民族であるアイヌにも
アメリカやオーストラリアのような迫害があった」と国際社会に言いつける人が出かねません。
この問題の結末はどうなるのでしょう?次回の選挙で結果を判断するのかな?国民、市民
という民意を背景にして。いわゆる勝ち負けという形なのか。勝てば官軍、チカラで押さえるのか?
民族の定義とか、民族というものへの見解が問題提起の焦点なんですか?